カーネーション|18週《97話~103話》ネタバレと感想。【朝ドラ・再放送】
2022年2月21日

朝ドラ『カーネーション』の18週《97話~103話》が2022年2月21日(月)に放送されましたね!
こちらでは、18週《97話~103話》のあらすじをネタバレ込みでご紹介させていただきます。

さて、先週は糸子と周防の恋の終わりが描かれ単だけども…そんなおさらいからスタートだよ!

もう1回、これを見ると…何だか泣けちゃう…
今週も一緒に物語を追いかけていきましょう!
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朝ドラ『カーネーション』18週《97話~103話》あらすじネタバレと感想は?
朝ドラ『カーネーション』97話ネタバレあらすじと感想
昭和23年12月、糸子(尾野真千子)は隣町に周防(綾野剛)のための店を構えることに決めました。
あの1件以来、糸子と従業員たちの間には、冷ややかな空気が流れ、糸子と周防の関係も…、何となくギクシャク。
それでも、店はなんだかんだで繁盛しており、糸子のやることに文句を言う人もいなくなっていました。
しかし、ある日の夕方のこと、家の中を覗いている子どもに優子が怒って近づくと、逆に父ちゃんを返せと怒鳴られ驚きましたが、優子はその事を糸子に話すことができませんでした。
それからまもなく『テーラー周防』は完成しました。
糸子は、周防を連れてお店を見に行きますが、自分が店を構えた時のような喜びを周防が抱いているようには見えませんでした。
そこで、初めて糸子は、道を間違えたことに気づきました。
そんな糸子の言葉を周防は否定しますが、優しくほほ笑む顔を見て、糸子は周防の夢を『叶えた』のではなく『取って』しまったこと、そして本当の意味で幸せにできないことを思い知りました。
周防もまた、同じように糸子のことを、幸せにできないと思い知っていました。
2人はその夜、朝まで語り合い、初めて無断外泊をしました。
翌朝、糸子と周防は融資に関する書類をかわし…本当に最後のハグをして別れました。
こっそり家に戻ると、鬼のような形相で糸子を待っていた千代(麻生祐未)の姿が…。
糸子は、謝りながら、逃げるように2階に上がると、子ども達の寝顔を見つめ、これから、また前に進もうと、思うのでした。

前の週のラストのおさらいから見直すっていうのも中々乙なもんだよね!
糸子と周防が、お互いのことを思って、思って、最終的にお互いがお互いを『本当の意味で幸せ』に出来ないと悟るシーンは改めて見てみて、やっぱり切ないねぇ。
出会う順番って言うのも…大事な恋の要素なのかもしれないとしみじみ思ったよ。

確かにね…。
しかも、好きな人はそばにいるけど、ずっと一緒に頑張ってきた人たちとの間に吹きすさぶ…冷たすぎる風が…
。
当然、それを周防も目の当たりにしてるだろうからねぇ…。
糸子にとって大切なものに自分との関係がヒビを入れているとしたら、周防には耐えられないよね…
言ってみれば、三浦のアドバイスとは言え、自分の気持ちが定まらないせいとも言えるわけだからね。
『迷惑をかけてみろ』っていうのも、実際に迷惑が掛かってみた時に、どうなるか見てみろっていうことだったのかしらね…。

そうなのかもしれないねぇ…
もしくは、奥さんと別れて、糸子と一緒になることで刺される後ろ指に耐える覚悟あってのことかと…。
そして、その覚悟は…持てなかったって言う憂いの顔でもあったのかなって思ったよ。
この時の綾野剛さんのアンニュイすぎる表情に、同性ながらドキっとしたよ!

まぁ、実際この前の話で、『看板に泥を塗るのか!』とか噂されたら~とか…お客さんが離れるかも~っていう心配は…売り上げ的には、関係なかったみたいだけどね。
それより、糸子の作る服がほしいとか、周防の作った紳士服がいいっていうことだったのかなぁ。
世間は思ったより、人の色恋に興味はなかったってことなのかなっと。

オシャレなもんこさえてくれたら、その人となりなんてどうでもいいというか…それよりも自分がイカした服を着て歩ける方が大事だったのかもしれないね。
なんなら、糸子周辺の人以外で、文句というか言ってきたのは、周防の子ども達が優子の所にきた1回だけだもんね。

そうだったねぇ…奥さんとしては…とっくにわかってて、そりゃ悲しいし悔しいんだろうけど…それで周防の仕事が無くなる方が死活問題って思ってた可能性もあるのかなって、少しだけ思いました。
一度も、周防が家族といるシーンが描かれていないので…そこは推測でしかないんですけどね…。
でも、なんとなく自分が病気で働けなくて、働き口を何とかしてくれてる人が相手だったら…子ども達を生かすためにはって…『母』として思ったかもしれませんね。
朝ドラ『カーネーション』98話ネタバレあらすじと感想
周防との別れから6年後の昭和29年の秋、『小原洋装店』で初めての『ファッションショー』が開かれました。
そこへ、陽気な顔をして、北村(星田英利)がやってきました。
糸子は、昔のことを許してはいないのですが、当の本人が気にしていないうえ、小原家の家族や従業員たちには、なぜか気に入られているのでちょっぴり忌々しく思っていました。
北村は、糸子の子ども達をとても可愛がっていて、3か月に一度は顔を出し、3姉妹を甘いもので餌付け…ご馳走すると、夕飯を小原家で食べていくというのを繰り返していました。
その3姉妹も、次女・直子(川崎亜沙美)は15歳の中学3年生、三女・聡子(村崎真彩)も11歳の小学校6年生、2人ともファッションには、あまり興味がないようです。
そして長女・18歳の高校3年生になった優子(新山千春)になり、美大を目指していました。
ちなみに、優子に負けたくない直子も同じく美大を目指しているようですよ。
北村は、誰も糸子の跡を継がないのかと心配しますが、そんな時は気が合うようで、優子も直子も断固拒否!
ずっと働きづめの糸子のような人生は嫌だというのです。
その夜、いつものように、小原家の夕飯に転がり込んだ北村は、千代の炊いた鰯をおいしそうに頬張り、昌子たちと楽しそうにお酒を飲んでいます。
最近の千代は、かつてのハル(正司照枝)と同じように日々鰯を炊いていました。
戦争が終わってからあっという間の10年、糸子は41歳になっていました。
酔っ払った北村が帰っていく音を聞いて、糸子は改めてミシンの前に座ると鼻歌交じりにミシンを踏み始めるのでした。

わ!
本当に、普通の顔してきたよ!北村!!
前話から6年経ったみたいだけど…何か見ている感じだと、この時には…
・北村がくる
・北村が3姉妹を喫茶店に連れて行ってくれる
・3姉妹が北村を連れ帰って来る
・満更でもない顔で、千代さんのご飯を食べる
みたいな流れが出来上がってるから…もう数年はこの調子なんだよね…きっと。
いや…本当…どういう顔で最初は来たのか気になっちゃうよ…。

糸子としても、邪険には扱ってるけども、大切な開店の日に嫌な思いさせたなぁみたいな気持ちもあって、受け入れている部分があるのかなぁって思うわね。
とはいえ、私、北村が来るようになったのって、糸子が周防に店を持たせて、その店に来るのは松田さんばっかりみたいな噂を聞いて…
多分、糸子と周防は別れたっぽいって言うのを聞きつけてやってきたように思っちゃうのよね(汗)
で、糸子本人を直接篭絡するのは難しいって思って、3姉妹やお母ちゃん・従業員たちと仲良くなることで外堀を埋めようとしているのかなぁ…何て思ってしまいました。
まぁ、それをしたところで、糸子がなびくとはとても思えないんですけどねぇ…。

まぁ、難しいよね(汗)
それにしても、6年経って、みんなも様変わりしたねぇ!
3姉妹の上の2人は、最終形態になって…千代さんにハルさん味が増してたね!
聡子は、もう1段階成長しそうだね!
しかし…あの姉妹喧嘩のまんま上の2人は大きくなってて…いや…体が大きくなった分…迫力は増したかもしれません。
ちょっとだけ、直子が南海キャンディーズのしずちゃんに似てると思いました。
でも、最近の川崎亜沙美さんの写真見てると、全然雰囲気が違うので、更にびっくりしていました(笑)

新山千春さんの女子高生姿も、今となってはレアよね!
でも、逆に新山千春さんは、今と雰囲気が変わってなさ過ぎて、今がすごいと思いましたよ(笑)
しかし…聡子の役者さんよ!
村崎真彩ちゃんじゃない~♪
『風のハルカ』でのヒロイン・ハルカの少女期や『スカーレット』での照子の娘役としても出演していて…他にも『あさが来た』とか『べっぴんさん』とかBK朝ドラご用達な女優さんなイメージも強くなりました♪
ちなみに、実写ドラマのちびまる子ちゃん(連続ドラマ版)では、まるちゃんのお姉ちゃんも演じていたのが懐かしいです!
朝ドラ『カーネーション』99話ネタバレあらすじと感想
昭和29年12月になりました。
年齢のせいか、すっかり早起きになった糸子に対して、3姉妹はとにかく寝坊助…それなのに、朝から食い意地もよく張っていました。
そんなある日のこと、優子の担任の先生がお店にやってきました。
先生としてというよりは、お客さんとしてなのですが…採寸などの間の世間話ともなれば、もちろん優子の進路についての話になります。
糸子は、自分と同じように娘たちには、好きな道を進めばいいくらいにしか考えていませんでした。
でも、優子が絵描きを目指すということの険しさが急に心配になってきて、優子がどのくらいの覚悟を持っていると思うかを、先生に尋ねてみました。
先生は…美大に受かりたいという熱はあるが、その先のことまでは見えていないと思うと、見立てを告げました。
糸子は学校から帰ってきた優子に、絵描きになる覚悟を問いますが、急なことで即答できなかった優子に、きっぱりと受験は許さないと言い放ったのです。
しかし、これまで自分の進路に微塵も興味を示さなかった糸子の言い草に優子は反発し、その日から一切口を利こうとせず、更には、近所中で、糸子の横暴さを吹聴していました。
糸子にしてみれば、『覚悟』がないのなら、行くなという意味で言っただけで、本当に行きたければ、勝手に行けばいいと思っていました。
でも、そのあたりのニュアンスは、優子にはイマイチ伝わっていないようで…、糸子は近所中から『美大に行かせてやれ』と説教されているようです。
その日の夕方、学校から帰ってきた優子は、糸子に跡は継がないと叫び、部屋へ上がっていきました。
やはり、糸子の真意は優子に…全然伝わっていないのでした。

今回は優子の進路について描かれたね!
とはいえ、優子も外堀を埋めるべく、周囲からの同情を買い込むし…
糸子は、糸子で言葉が足らなすぎるし(汗)
もちろん、結果的には、美大にふわっといくよりいいと思うから、それを考えること自体は悪い事ではないけどね!
実際に絵で食べていこうと思ったら、生半可な覚悟じゃ、ちょっと太刀打ちできないだろうからね…
それこそ命削ってそうなイメージだよ(汗)
そして、近所のおばちゃんたちも、もうちょっと糸子のいうことも聞いてあげてとは思ったけどさ…
ここで効いてくるのが、あの周防との1件の時に、お母ちゃんのために頭を下げた優子ちゃんっていう面なのかなぁ~って思ったよ。

あぁ…それは確かにあるかもね~…。
だから、みんな優子のことを気にかけてるのか…
しかも、直子と違って、近所の人にも愛想よく挨拶してるのが目に見えて…。
ただ、そういう点は、客商売をするにあたって、必要な部分でもあるかもしれないから、ないよりあった方がいいと思うけどね。
そして、糸子に八重子さんがいてよかった~って、何回言うねん!って思うかもしれないけど、もう1回言っておこう…
八重子さんいてよかった~!
糸子の考えがどこにあるのか、あそこでちゃんと話せるからね!
「それちゃうか?…ちょっとちゃうかぁ~」って、のんびり聞いてくれる八重子さん大好きです。
あ~優子、早く糸子の意図に気づいて~!あ…洒落じゃないですよ?
言った言葉は『受験するな』だけど、そうじゃない!
この言葉の前に『(絵で食っていく覚悟もないのに美大なんて)受験するな』ですよね(汗)
糸子も、かっこの中を言えるようになるといいんですけどね…。
そして、優子も冷静に…周りはどうかわからないけど…糸子は一度も『店を継げ』と言ったことはないでよ…。

それは確かにそうだね(汗)
でも、『受験するな!』→『絵描きになんぞなるな!』→『長女やろ!店継がんかい!』って変換されちゃったのかもね…。
そして、周囲の大人ももしかしたら、『糸ちゃんも、ホンマは優ちゃんに店継いでほしいんと違うか?』なんて、いらんこと言った人もいるかもね(汗)

可能性は、十分考えられますね!
私は、木之本のおっちゃん(甲本雅裕さん)だと思います(笑)※個人の感想です。
そんな優子を冷静に分析する直子が…中々末恐ろしくもあります…
優子の振る舞いが『同情を買いたい』だけ(汗)
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朝ドラ『カーネーション』100話ネタバレあらすじと感想
昭和30年の3月、糸子は結論の出ない優子の美大受験を目前に、困っていました。
そんな悶々とした気持ちで、3姉妹の通信簿を見てみると…。
- 『4』と『5』で埋め尽くされた優子の通信簿
- 図工だけが『5』で、あとは『1』か『2』という直子の通信簿
- 体育だけが『5』で、あとは『1』だけの聡子の通信簿
こんな時に見た、聡子の通信簿は…怒る気力もなく、糸子は笑うしかありませんでした。
深夜、優子はこの期に及んで揺れており、糸子は自分で考えるよう一喝しつつも、朝、千代がこっそり優子の背中を押すのは、黙認しました。
しかし、その日の夜、北村の事務所には、東京へ行ったはずの優子が。
優子は糸子の言葉が、ただ反対しているわけではないことをちゃんと理解していましたが、絵描きになることへの覚悟を問われた時、自分にはそれがないとはっきりわかってしまったのだと言います。
優子が望んでいたのは、ただ1つ『糸子に認められたい』という気持ちだけでした。
それなら『跡を継ぐ』と言えばいいと北村は面倒くさそうにアドバイスしつつも、家まで送ってくれました。
その夜、自室で眠る優子は、1階のミシンを踏む、糸子の仕事の音聞いていました。
結局、優子は、洋裁の専門学校に進むことに決め、糸子はお祝いに少しだけ上等なカバンを贈りました。
大喜びする優子の様子を覗いていた直子は、自分がもらった卒業祝いのカバンがするりと手から落ちていくのでした。

あれ…3姉妹の通信簿…何というか…大変だねぇ!
優子は、怒られたくないから、一生懸命勉強したんだろうなぁ…とか
直子は、本当に興味のない事には、手が動かないんだなぁとか
聡子は、本当にお勉強が苦手なんだろうなぁとか…
本当、性格が表れ過ぎてて…ちょっとびっくりするよね…
こりゃ、糸子も善作とハルさんと勝の遺影に向かって笑うしかないなぁって思ったよ。
そして、受験2日前にして、まだ受けに行くか行かないか決まっていないという…綱渡り具合!
出願だけはしていたみたいだけど…
東京に行かなきゃいけないのに、中々…スリルがあるよね(汗)

今だったら、新幹線の切符がとか宿がとか…もうてんやわんやだと思うんだけど…
この時、汽車の切符とか宿とか…当日でどうにかなるものだったのかしら…
しかも、誰も同行しないのか!とか…色々思う所はありましたね(汗)
カバンとお弁当だけ持たせて行っといで!というのも、千代お祖母ちゃん…背中を押してくれてありがとう!と思いつつも、冷静になると…色々気になってしまいました…。
皆さん、見ていただきました通り、結果的に優子は東京に行かなかったわけですけどね。
いざ、汽車に乗ろうと思ったら、何か違う…って思ってしまったんでしょうね…。

そこで頼れるのが、北村っていうのが…どれだけ信用を得てきたのかと!
この時に、頼っていくって結構な信頼具合だよね!
喫茶店での会話を見る限り、多分、仕事人間の糸子への不満をうまくガス抜きさせてくれてたのは、北村だったのかなぁとは…ちょっと思ったけどね!
糸子にとって、恋の相手になれなくとも、3姉妹のお父ちゃんポジションにするりと入ることで、憧れの女性のいる家庭を味わうことができるって考えてのことだと思うと…
北村も独り身のようだし…寂しいのかなって…心配になりました。

そうかもしれませんね。
それにしても…直子の心境が良くわからなくなってきたのよね。
何かずっとブスっとしてるなぁって思うと…
糸子からのカバンを喜ぶカワイイ顔を見せたかと思うと…。
優子への卒業祝いを見て…何か不満そうだし…。
何に置いても負けたくないんだろうけども…
そりゃ、高校卒業と中学卒業だと…必要なものの場面とかも違うから…そりゃあげる物も変わるよ?ってね。
多分、糸子は直子が高校卒業する時には、同じようなお祝いくれると思うんですけどね…。
そんなことが言えるのも…自分が年を重ねたせいでしょうか。
朝ドラ『カーネーション』101話ネタバレあらすじと感想
昭和30年の9月、優子は楽しそうに洋裁学校に通っていました。
洋裁学校に通い始めたことで、優子が糸子の跡を継ぐのではと近所の人たちは話し、優子をちやほやと褒めるので、優子は満更でもなさそうです。
そして、そんな優子をつまらなそうに直子は見つめていました。
それから、まもないだんじり祭の夜のこと、優子が糸子を筆頭にみんなに話を聞いてほしいと切り出し、洋裁学校の先生や東京の学校の先生から東京行きを勧められたというのです。
優子が描いたスタイル画は、糸子の目から見ても素晴らしいものでした。
3月に美大を受けるかどうか迷った優子の姿は、もうありません。
本気で東京に行きたいという優子の願いを、糸子は認めることにしました。
こうして、あっという間に優子の出発日となりました。
優子は直子と聡子に糸子を託す言葉と、自分がこの店を継ぐから、好きなことをするように告げました。
聡子は無邪気に頷きますが、直子は一瞥もくれず絵を描いていました。
出発を目前に、優子は財布などを入れるカバンを荷物に入れてしまったことに気づきました。
その時、部屋の隅に落ちていた、直子に渡した卒業祝いのカバンが目に入り、ひとまずそれを借りることに。
でも、それに気づいた直子が、猛然と追いかけてきて、力づくで奪い取ろうと揉み合いに!
その場は、違う手提げを見つけ、無事優子は出発できました。
でも、直子は一人、部屋で悔しさから涙をこぼし、バッグをギュッと抱きしめていました。
そんな直子の悔しさに優子はもちろん、糸子でさえも微塵も気づいていないのでした。

直子の仏頂面が続くねぇ…一体、何が不満なんだろうか…
優子が絵を諦めたことが何か関係しているのかねぇ?
逆に、優子は何か爽やかすぎるくらいにキラッキラしてるね!
『親孝行の優子ちゃん』ポジションを得たことで、気持ちが安定したんだろうか…
その上、スタイル画を認められ、東京行きも許してもらって、もう人生バラ色みたいな表情だもんね!

そうねぇ…あとずっと食らいついてくる直子と違う道を目指したことで、気持ちが楽になったというのも…ちょっとあるかもしれないよね…
子ども時代からそうだけど、優子がやっていることは全部真似しようとするところが直子にはあるから…
そういうのもちょっと鬱陶しいじゃないけど…嫌いとかそうじゃないけど…家族とちょっと距離置きたい年頃もあるじゃない?
そういうのもあったのかなぁなんて、優子の気持ちを推測しちゃいます。
直子は優子という食らいつく対象が無くなったことで、本当につまらなそうなのよね…。
食らいつかれたくない優子と食らいつきたい直子…
何というか…本当水と油みたいな姉妹だよねぇ…

確かにねぇ…何というか…ここに聡子がお酢の役割をしてくれると、美味しいマヨネーズになったりするかもしれないのになぁなんて思ってしまうよ(笑)
まぁ、優子は1人目ということもあって、とにかく大人の目が多かったからなぁ。
だから、構われて当たり前みたいなとこもあるのは間違いないか…。
そして、直子はあの気性だったから…かなりの勢いでほっとかれてたもんね…
糸子が気にかけてくれただけで、あんなに嬉しいのに…それを表情に出せないから…誰にも気づいてもらえないという…。
更に言うと聡子は、産まれた時が善作が大変な時だったから、更に輪をかけてほっとかれてたんだよねぇ…

マヨネーズって(笑)
さしずめ、人当たりがいい優子は『油』で自分の殻に閉じこもりがちな直子は『卵』ってこと?
卵は水分が多いから、油とは混じらないけど…そこに聡子が酢の役割をすると…うまく混ざり合って…美味しいマヨネーズに…うまいこと言うわね!
確かに、手のかかる子ほど、意識はしなくても意識が向くから…手のかからない子ほど、意識して目を向けてあげなくちゃいけないなぁと…考えさせられました。
朝ドラ『カーネーション』102話ネタバレあらすじと感想
昭和32年の秋になり、20歳になった優子が東京から帰省してきました。
3姉妹たちの近況は…
- 聡子は、テニスを頑張っているようで、大会で1位に!
- 直子も、かつて優子が佳作を取った新聞社の絵画コンクールで、大賞を!
- 優子は、すっかり東京にかぶれ、標準語で話し、二言目には『原口先生がおっしゃっていたわ』
あ、原口先生と言うのは、優子を東京に呼び寄せた先生のことです。
千代は、優子があまりにもあか抜けて、何度も『原口先生』というので、恋仲なのではと疑います。
糸子は、さすがにそれはないと呆れていました。
こうして、優子が自分は3姉妹の誰かが背負わなくてはいけない宿命を背負ったのだから、2人は進みたい道に邁進するよう妹たちに説教じみたことを言い、『原口先生』を連発して、東京へと帰っていきました。
昭和32年の11月、組合の事務室を訪ねた糸子に、三浦(近藤正臣)が周防の事を教えてくれました。
あれから、糸子は一度も周防には会っておらず、やり取りは、全て松田(六角精児)が行い、いい店になったと聞いていました。
もう、素直に周防の活躍を喜ぶ糸子を見て、三浦も安心したように頷きました。
この頃は、女性の経営者と言うのも、珍しくなくなっていました。
糸子は、同じような志を持った女性がいること頼もしく思い、これからは、こうして時々集まって情報交換や意見交換をしようと考えていました。
そんなある日のこと、東京からお客さんがやってくるのでした。

少しだけ、語られた周防の近況!
三浦の笑顔は、どういうこと?
自分の目論見通りになったってことかね?
でも、糸子がきっちりケジメをつけて、集金は松田に任せてる辺りに、もう後ろは見ていないんだなぁという強さを感じたね!
とはいえ、春太郎さまが大好きな松田さん。
周防のこともええ男って言ってたし…うっかりそこが艶めかしい間柄にならなくてよかったと(汗)
まぁ、そんなことになったら、糸子が黙っちゃいないよね(汗)
そして、この頃には、女性経営者も増えてきて、逆に糸子にとっては、商売の話を女性とできて楽しくなったから、気にする暇も無くなったということかもしれないけど。
糸子は岸和田的には、やっぱり女性経営者のパイオニアってなもなんだなぁというのも見て取れました。

3姉妹たちの近況も語られて、優子がテンプレートですか?っていうくらい東京にかぶれてるのが、ちょっと腹がよじれそうな勢いでした(笑)
でも、BK朝ドラで、ヒロインが上京するって、意外と珍しいかもしれません!
直近のBK朝ドラだと…
『おちょやん』は巡業で東京に行ってるかもですが、そのシーンは、ほぼほぼなかった
『スカーレット』は滋賀から大阪にって言うのが都会へ行くって感じでした。
『まんぷく』はずっと大阪の中にいたし
『わろてんか』『べっぴんさん』も近畿地方にいたわね…。
あ~『あさが来た』は頻繁に、東京にも行ってたし、ヒロインのパパは晩年東京にいたかぁ…とはいえ、ヒロインのメインの活動場所ではなかったかな。
その前は『ごちそうさん』…あ~これがヒロインが東京生まれで大阪に嫁いでるかぁ!
もっと前に戻ると、あるのかもしれませんが、キリがないのでこの辺で!
何が言いたいかというと、珍しいなぁってことです!
あ…糸子が東京にいったわけじゃないか(汗)

AK作品・BK作品のすみわけっていうところなんだろうね!
しかし、優子も…中々にトラブルメーカーというか…。
直子がああいう言い方をしたら、突っかかってくるって、20年弱お姉ちゃんしてたら、わかりそうだけどね…。
優子から見ても、直子は個性の塊で、いわゆる『天性の才能』があると思っていて、自分にはそういう『個性』少ないのがコンプレックスなのか。
何でも得意だけど、一番得意が見えにくいというか…だからこそ、『姉』という立場を死守することでマウント取りたいのかなぁ…。

お姉ちゃんというのはね、見本でなくちゃって思うものなのよ…。
朝ドラ『カーネーション』103話ネタバレあらすじと感想
そのお客さんとは、優子の先生・原口(塚本晋也)、大阪の用事のついでにご挨拶に来てくれたのです。
千代は、優子をお嫁にくれというのではと…狼狽えていますが…多分、それはないでしょう。
オハラ洋装店の生地を褒める原口に、糸子もすっかり心を許し、優子がかぶれるだけのことはあると、素直に思いました。
洋服について熱弁を振るう原口の話は深夜2時まで続き、原口は小原家に泊まっていくことになりました。
すると、直子の絵を見つけた原口は、それを絶賛し、この後、直子と原口は、結局朝まで絵の話で盛り上がっていたようです。
そして、直子は、優子が絵を辞めたことや、今から洋裁の道を進むこと…そんな進路について、原口に相談しました。
そんな直子に、原口は洋裁の道に進むならば『自分の店を持てばいい』とアドバイスし、直子は一気に目の前の世界が広がったような気がしました。
こうして、直子は糸子に頭を下げ、自分も高校卒業後、東京の優子と同じ学校に行きたいとお願いしました。
糸子は驚きしたものの、あの直子が自分に頭を下げるのですから…その覚悟は生半可なものではないと感じたのでしょう、それを承諾しました。
直子は自分の進路を決めたことを北村に話すと、一応心配して、糸子や優子と同じ土俵に立つことの厳しさを話しましたが、直子はきっぱりとその方が面白いと即答しました。
昭和33年のお正月、優子は突然、上京する直子と一緒に住むよう言われて、大泣きしていましたが、その一方で、直子はご機嫌です。
糸子は、優子が笑うと直子が泣いて…、直子が笑うと優子が泣く…この状況をどうしたものかと、善作・ハル・勝(駿河太郎)に問いたい気持ちになるのでした。

何と突然の、『原口先生』登場!
千代さんが、『嫁にもらいにきたんじゃないか』とソワソワハラハラドキドキしているのが、ちょっと面白かったね(汗)
そして、それを呆れた顔で見ている糸子もね。
でも、そのあとお店を褒められて、『優子がかぶれるのもわかる』っていう糸子も…中々でした(笑)
その上、人生つまんないみたいなモードに入っていた直子の心を解きほぐし…いや…見てる側も思ったよね。
「優子がかぶれるのもわかる!」って。

そうねぇ…確かに!
たった一晩といえば、そうだわね…。
先生として学生たちにも好かれているんだろうなぁというのが、良くわかったわ!
ちなみに、この原口先生役を演じているのは、塚本晋也さんです!
『カーネーション』以外にも朝ドラには出演されていて、一番最近だと…。
『おかえりモネ』でのモネパパのコージーこと耕治を昔から知るジャズ喫茶の田中さんとして出演されていましたね!
それ以外にも、『ゲゲゲの女房』で、松下奈緒さん演じる布美枝の義兄として登場し、『半分、青い』では佐藤健さん演じる律の大学のゼミ担当の教授で出演していました。

映画監督としても活躍されているけど、俳優さんとしても色んな作品に出演しているんだね!

そうそう!
というわけで、元気になった直子なわけだけど、それだけで大団円と行かないのが『カーネーション』!
直子が元気になったことで、割を食ったのが、優子です(笑)
やっと離れられると思ったのに…やっぱり食らいついてきた直子!
まぁ、ちょっと可哀想な気もしますが、二部屋分払えないという糸子の言い分もよ~くわかりますから…
直子にも、もう少しの歩み寄りを期待したいですね…いや…まぁ…難しいとは思いますが…。
優子が笑うと直子が泣いて、直子が笑うと優子が泣く…
本当、聡子に酢になってもらって、何とか美味しいマヨネーズになってほしいものですね…。
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朝ドラ『カーネーション』18週《97話~103話》を見た人の反応は?
糸子の気性が3分割されて薄まって遺伝したのではなく、ただただ糸子が3人に増えたかのような小原家の血の濃さ😂#カーネーション
— 稜々 (@sXlD7aL1It8QOCa) February 21, 2022

まだ、聡子だけは最終形態ではありませんが、上、2人は、これが最後の役者さんです!
本当…糸子の血がかなり色濃く伝わっていますよね!(汗)
濃度で行くと、次女が一番濃くて…長女が半々、三女は勝さん濃いめって感じです♪
あっーー!!それダメ!
— ゆなり (@hadokeur124) February 21, 2022
直子のだしっ!!
いいバッグも安いバックもお姉ちゃんに取られたら直子がどれだけ傷付くかっ!!
糸子無神経だからなぁ#カーネーション

直子の心のグルグルに気づく人は、本当に少ないんだよねぇ~…
そして、直子はアウトプットが非常に下手なんだよねぇ…あの涙の意味に誰か気づいて!って思うよ…
千代さんは、ちゃんと気づいてて、時々フォローしているようにも見えるけども…。
なんだこの…優子のイラッとくる感じ。私は直子の気持ちがわかるよ!私も3姉妹の次女で、年の近い姉のことは尊敬もしたけどライバル心も持ったし、好きだけど嫌いにもなった。複雑だよねーー。#カーネーション
— ローザ(rs) (@rs_1503) February 21, 2022

この優子の背負ってやった発言は、かなり多くの人をイラっとさせているようです(汗)
長女として、背負わなくてはいけない…みたいな気持ちを持ちがちということについては、理解できる部分もあるのですが…
それを口に出す必要はないし、妹へのマウントとして使っちゃうのは、ちょっとねぇ…というのもわかります。
まして、糸子からうちの店を継いでくれとは一言も言われてないという点ですよね…。
糸子のスタンスは、本人が継ぐというのなら、そりゃうれしいんでしょうけど…
継いでくれとは一言も言ってないですからね(汗)
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朝ドラ『カーネーション』19週《103話~109話》の予告あらすじ
東京で優子(新山千春)を教えている原口(塚本晋也)が小原家に立ち寄る。優子が心酔していたので千代(麻生祐未)は結婚の申し込みかと心配し、糸子(尾野真千子)はもちろん、直子(川崎亜沙美)にすら、あきれられる。原口のデザインについての話に聞き入る糸子たち。原口は直子が描いた絵から才能を見抜く。直子は一晩原口と話し込み、自分も上京して優子が通う洋裁専門学校に進み、原口の教えを受けたいと糸子に申し出る。
出典:https://www.twellv.co.jp/program/drama/carnation/archive-carnation/carnation-103-109/
まとめ

さぁ、直子も東京に行くってことだよね??
何だか、小原洋装店が静かになっちゃいそうだね!

いや~…そう簡単に行くものかしら…
明日も、一緒に物語を追いかけていきましょうね♪
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2022年夏スタート新ドラマ情報まとめ【随時更新中】
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【最終回まで順次更新】朝ドラ『カムカムエヴリバディ』あらすじネタバレ・感想まとめ【連続テレビ小説】
2021年度後期・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(上白石萌音・深津絵里・ ...

2022年春スタート新ドラマ情報まとめ【随時更新中】
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おちょやん|第15週71話ネタバレと感想。テルヲ再び…肝臓に病!?【朝ドラ】
2020年後期連続テレビ小説『おちょやん』(杉咲花主演)第15週71話のあらすじ ...

カーネーション|25週《139話~145話》ネタバレと感想。【朝ドラ・再放送】
2021年再放送連続テレビ小説『カーネーション』(尾野真千子主演)25週《139 ...

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2021年再放送連続テレビ小説『カーネーション』(尾野真千子主演)17週《91話 ...

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アバランチ|謎のアウトロー集団のメンバー・羽生誠一 は綾野剛!出演作も!
2021年秋クール『アバランチ』(綾野剛主演)でアバランチのメンバー・羽生誠一役 ...
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