青天を衝け|39話ネタバレと感想。栄一と戦争【大河ドラマ】
2021年12月12日

『青天を衝け』の第39話が2021年12月12日(日)に放送されましたね!
こちらでは、第39話のあらすじをネタバレ込みでご紹介させていただきます。

先週は、徳川同窓会って感じだったね!
見た目が若すぎて可愛過ぎる37歳に驚きもしたけど(笑)

そんなこと言ったら、栄一だってそうでしょ(笑)
今日も一緒に物語を追いかけていきましょう♪
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『青天を衝け』第39話あらすじネタバレと感想は?
『青天を衝け』第39話ネタバレあらすじ
惇忠との別れ
日清戦争に勝利した日本を報告するため、栄一(吉沢亮)と喜作(高良健吾)と惇忠(田辺誠一)は、血洗島村を訪れていました。
そして、平九郎(岡田健史)の遺影に、『日本は強くなった』と報告していました。
栄一は2人に、御一新から30年、慶喜(草彅剛)に会いに行こうと言いました。
喜作にとってはあの戦以来の再会であり、惇忠にとっては、若かりし頃の鷹狩りで馬に乗っているところをみて以来のことでした。
喜作は、栄一に引導を渡され隠居したことを報告します。
どうやら、株やら米相場で大損したらしいのです…。
「相変わらず、勝負好きだのう…」
慶喜は、苦笑いで微笑みます。
そして、きちんと顔を合わせるのは初めてになりますが、惇忠の偉業は慶喜の耳にも届いていました。
慶喜が惇忠に労いの言葉をかけると、涙をこぼして喜びました。
その脳裏には、初めて見た時の若かりし日の慶喜の神々しいともいえるほどの姿が、はっきりと思い出されていました。
それから、まもなく20世紀を迎えた頃、惇忠はこの世を去りました。
日露戦争
明治36年、栄一はアメリカの地を踏みました。
すると、『日本の金融王』と、現地の新聞が紹介します。
栄一は、首都のワシントンでルーズベルト大統領との会見に臨みます。
当時、大統領が民間人と会見するなんてありえないことでした。
栄一が、世界に羽ばたく頃には、放蕩を重ねていた篤二(泉澤祐希)も、ようやく家業を手伝うようになっていました。
さて、栄一が帰国すると、井上馨(福士誠治)がやってきました。
ロシアが朝鮮半島を手中に収めるべく南下してきたと言うのです。
井上は、『ロシアを討て』という世論を掴むため、財界にもその機運を広めてほしいと言うのです。
正直、戦争には乗り気ではない栄一でしたが、『日本を守るため』と言われ、渋々受け入れました。
こうして、明治37年、日露戦争が始まりました。
「『仁義の戦』であったならば、その国は必ず繁盛するということだ。大いに、国債の募集に応じてください。」
栄一は、民に戦費調達の協力を要請しました。
「大日本帝国、万歳!」
栄一の言葉に、万歳をする人々を見て、栄一はどこか不気味さを覚えていました。
篤二は冷めた目で栄一を見つめています。
その視線から目線を外した栄一は、突然、胸を押さえ倒れてしまいました。
栄一、倒れる
栄一は、『インフルエンザ』に『肺炎』と、命の危険もある状況でした。
さすがの栄一も、まずいと思ったのか、これからの事を銀行については佐々木(長村航希)に頭取の後任を託し、伊藤(山崎育三郎)・井上にも遺言がしたいと呼び出しをお願いします。
篤二には家を託します。
「嫡男はお前だ。この家は頼んだぞ。」
栄一は、篤二に手を伸ばしますが、その手を取れず、篤二は部屋を飛び出します。
書庫に逃げ込んだ篤二は、書生たちの言葉が耳に入ります。
「栄一さんの後は…篤二さんか…。」
篤二は、栄一の大きすぎる存在感に、息が出来なくなっていました。
雨の中、庭にうずくまる篤二を見つけた兼子(大島優子)が駆け寄ります。
顔を上げた篤二の目には、兼子の後ろにいる見舞いにやってきた慶喜の姿が…。
「僕も逃げたい…。僕も逃げたい。それでもあなたよりもマシなはずだ!あなたが背負っていたのは、日本だ。日本を捨てて逃げたのに…今も平然と…。」
走り去った篤二を、慶喜は無表情でその背中を見つめていました。
栄一の枕元に座った慶喜は、栄一に言いました。
「そなただけは、どうか尽未来際…生きてくれ。生きてくれたら、なんでも話す。」
それは、慶喜の偉業を後世に残したいと願った栄一への返事でした。
その甲斐あってか、回復した栄一なのでした。
日露戦争後
日露戦争は、日本の勝利で終わりました。
そして、中立国であるアメリカで講和会議に出席するべく、小村寿太郎(半海一晃)がアメリカへと向かいました。
この時、結ばれたのが『ポーツマス条約』です。
しかし、これがキッカケで、東京の至る所で、暴動が起きてしまいました。
日本は、戦争に勝ったのに、ロシアからの賠償金を放棄したためでした。
栄一と慶喜
病から回復した栄一は、慶喜が何でも話してくれると約束してくれたので、早速『徳川慶喜公伝』を作るべく動き始めました。
こうして、栄一は、初めて慶喜の幕末時の想いを聞くことになったのです。
昔を知る人たちが集められ、その中には猪飼勝三郎(遠山俊也)の姿も。
「あの時、『薩摩討つべし』の勢いを抑えきれず、それが『鳥羽伏見の戦い』につながった。失策だったと後悔している。維新のあとは、自分が『戦の種』になってはならぬと光を消して余生を送ってきた。それが私に与えられた最後の役割だったのだと思う。」
栄一は、慶喜の話を聞いて、今の自分が日本の為に出来ることは何かを真剣に考えました。
「私の道とは何だ…。日本を守ろうと色々やってきた。ようやく外国にも認められるようになった。しかし、それが私の目指してきた道か?今の日本は心の無いハリボテだ。そうしてきたのは私たちだ。私たちが止めなくては…。」
そして、ある1つの決意を篤二に告げたのです。
「私は近く『実業界』を引退する。」
栄一は、これからの日本を考え、これからの日本を生きる若者たちを育てる意味も込め、『民間外交』を中心に生きていこうと決めたのでした。
『青天を衝け』第39話の感想

これが、本当に、栄一最後の変身かな?

そうかもしれないわねぇ…

篤二が、静かにでも確実に壊れていく姿が…ちょっと怖いくらいだよね。

本当よね…。
栄一はがやってきたことは、今見てもすごい。
そして、それと同じだけの力を求められることの恐怖ったらないでしょうね。
だからと言って、慶喜への言葉は、八つ当たり以外の何物でもないけどね(汗)

篤二は逃げたという点だけで、シンパシーを感じているようだけど…
そうじゃないんだけどなぁ…。

強さとはとか弱さとはって、ちょうど再放送の朝ドラ『カーネーション』でも触れていたから、何だか、色々考えさせられますね。

そう言えば、栄一は昭和まで生きるんだよねぇ…。
ということは、関東大震災のあたりも描かれるんだろうか…。

え?ちょっとまって、あと2話なんだけど?
今日、やっと慶喜の伝記作り始めて…篤二が闇落ちしそうだし、栄一は実業界を引退して、何か始めようとしてるのに、この上関東大震災とか…
いくら来週・再来週が拡大版だからって(汗)

いやはや…本当に終わるんだろうか…。
一応、まだ明治だからね、本編。

本当よね…。
このままいくと、栄一より、先に亡くなっている喜作との別れが来週あたりに待っていそうだし…。

なんか、毎週言ってるけど…本当に終わるんだろうか…。

本当ね…。
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『青天を衝け』第39話を見た人の反応は?
兄ぃがおじいちゃんになってる👀
— のぶひも直江 (@nobuhimo_naoe) December 12, 2021
上様に労われているよぉ😭#青天を衝け

あの幼き日に、光を見た慶喜に会えて、労われるなんて…よほどうれしい事だったでしょうね…。
今日の草彅剛の慶喜の演技、落ち着いた諦念、黙し続けた覚悟、涙無くしては観れなかった。
— 稲羽白菟『オルレアンの魔女』絶賛発売中 (@sosuke_wadatumi) December 12, 2021
正面から描くと鵺のように正体不明となる慶喜を側面から描いた、この大河はやはり慶喜が影の主人公だった。大河史に残る名作、名演。#青天を衝け

本当、慶喜という人の見る目が変わりました!
名作で名演という言葉にとても共感です!
公爵様が過去を話し始めたのは、篤二に聞かせるためもあったのかもと思う。#早天#青天を衝け
— やわはだねぎ (@momongisan) December 12, 2021
いやぁ…栄一の後を継ぐって…篤二には荷が重すぎるなぁ…私だってやだもんw #青天を衝け
— 竹元勇子🦈(教授)(dolcevita) (@yutakemoto) December 12, 2021

この跡を継ぐ重責は中々ですよね。
好き勝手言える書生たちに『篤二さんかぁ…』ってガッカリされてる声まで聴いてしまって同情すべき点も多々あるはあるんですけどね…
2021年大河ドラマ「青天を衝け」の見逃した時の対処を紹介!
大河ドラマ「青天を衝け」はNHK+(プラス)で視聴可能です。
放送終了後、配信が開始され、各回1週間無料配信しています!(要登録)
1週間を過ぎてしまった場合は、有料登録が必要となりますが、NHKオンデマンドを利用して視聴可能です!
また、大河ドラマは、放送回数も充実しているんです。
ライフスタイルに合わせて、お好みの時間で楽しめそうですね♪
- 【NHK総合】毎週日曜20:00~20:45
- 【NHK総合】翌週土曜13:05~13:50(再放送)
【BSP・BS4K】毎週日曜18:00~18:45
放送日時は予告なく変更になる場合がありますのでご了承ください。

各見逃し視聴サイトの登録方法・利用方法については、それぞれのサイト内を必ず確認の上、ご利用ください!
『青天を衝け』第40話の予告あらすじ
実業の第一線を退いた栄一(吉沢亮)は、日米関係改善のため、妻・兼子(大島優子)と渡米。特別列車で全米60都市を巡り、民間外交に奔走する。しかし、道中、長年の友、伊藤博文(山崎育三郎)暗殺の知らせが飛び込む。一方、渋沢家では、篤二(泉澤祐希)が再び問題を起こし、責任を感じた栄一は苦渋の決断を下す。そんな中、慶喜の伝記の編纂(へんさん)は大詰めを迎える。栄一は慶喜(草彅剛)から意外な言葉を聞かされる。
出典:https://tv.yahoo.co.jp/program/93698485
まとめ

今週が終わってしまったので、あと2話!
大切な人との別れもありそう!

残り2話も目をかっぽじってみていきましょう!
来週も、一緒に物語を追いかけていきましょうね♪
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Posted by 黒猫夫妻
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