どんど晴れ｜02週008話ネタバレと感想。父の問いに揺れる夏美の決意【朝ドラ】

昨日は夏美の女将宣言に家族がざわつき、柾樹の帰郷宣言で盛岡も揺れましたね。さて今日は、すれ違う二人の想いがどう動くのか…冷たい言葉の裏にある本音に、少しでも触れられるのでしょうか。

今日も一緒に物語を追いかけていきましょう♪

啓吾の行動、確かに唐突だったけど、友人の山室に様子を聞きに行くつもりだったのかも…って思うと、完全に責めるのも難しいですね。でも、山室から柾樹の退職願の話を聞いて、啓吾の中で何かが動いたのは確か。

夏美が本当に柾樹についていくかもしれない…その可能性が現実味を帯びた瞬間、父としての焦りが一気に噴き出したように見えました。

柾樹の沈黙って、優しさでもあるし、弱さでもあるんですよね。自分の中で答えは出てるけど、それを言葉にすると誰かの気持ちが動いてしまう…それが怖いからこそ、謝罪だけで済ませようとする。

でも啓吾は、その謝罪の重さは受け止めたものの、理由が語られないことには釈然としない気持ちもあったんじゃないかな。だからこそ、「夏美には会わないでほしい」と告げたのかもしれませんね。

啓吾の行動は、父としての責任感と不器用な愛情が入り混じっていて、見ていて複雑でしたね。柾樹の沈黙も、啓吾の忠告も、どちらも夏美を思ってのことなのに、言葉にできない部分が多すぎて、すれ違いばかりが積み重なっていく感じ。

この回は、誰も悪くないのに、誰も報われない…そんなもどかしさがじわじわと沁みる展開でした。

夏美の怒りは、恋愛だけじゃなくて、自分の人生を自分で決めたいという思いの表れでもあるんですよね。だからこそ、「女将になる」と啓吾に宣言したわけだけど…啓吾にはそれが“ケーキを捨てる”という意味に聞こえてしまう。

これまでの修行は何だったのか、親のひいき目じゃなく、職人としての期待も込めていたからこそ、啓吾の心には複雑な思いが渦巻いていたはずです。

夏美も、啓吾の言葉を受けて初めて、自分がどれだけ父を傷つけていたかに気づいたんですよね。恋も夢も、どちらも本気だったからこそ、女将になるという決意が“ケーキを捨てる”と受け取られるとは思っていなかった。

でも啓吾にとっては、ケーキ作りが娘との絆でもあったわけで…その絆を断ち切るような言葉になってしまったことに、夏美はハッとしたんだと思います。

夏美の「女将になる」という言葉は、啓吾への反発だけじゃなく、自分の人生を自分で選びたいという強い意志の表れでしたね。でもその言葉が、啓吾の心にどう響くかまでは考えきれていなかった。この回は、親子のすれ違いと、それぞれの“本気”がぶつかる瞬間が描かれていて、静かな場面なのに感情の熱量がすごくて、見ていて胸がギュッとなりました。

房子が語った啓吾の不器用な愛情、あれは夏美にとっても初めて知ることだったんじゃないかな。ケーキ作りに込めた想い、娘の腕を認めていたこと、いい跡継ぎができたと喜んでいたこと…それを知った夏美は、父の言葉の裏にあった気持ちにようやく触れられた気がします。

そして、房子が啓吾と結婚を決めた理由が、夏美の柾樹への思いと重なるのも印象的でした。

夏美の「一緒にいたい」「笑顔でいてほしい」という気持ちは、恋愛の枠を超えて“人生を共にする”という覚悟に近づいていたんだと思います。

房子はその思いをしっかり受け止めて、「自分の人生だから後悔のないように」と背中を押す。この母娘のやりとり、言葉は柔らかいのに、芯が強くて、見ていてじんわり涙腺にきましたね…。

そしてその頃、柾樹は雨の中で黙々と仕事…。語りの木野花さんによると、彼は夏美を忘れようとしていたみたいですね。夏美が家族との対話を通じて気持ちを整えていく一方で、柾樹は自分の感情を封じ込めて距離を取ろうとしている。この“すれ違い”が、次の展開にどう響いてくるのか…。

というか、あの雨に打たれたことで、看病イベントが発生するんじゃ？ドラマあるある発動の予感です（笑）

なぜ、そんなに頑なに…理由を言わぬのか…というところですよね(汗）

なんか、最初から猪突猛進ガールだなという印象を受けていたので、その点ではある意味ブレのないヒロインだなぁとは思いますね(笑)

再放送してくれるだけでもありがたいので、贅沢は言えません！

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夏美の「女将になる」という言葉に、啓吾がぶつけたのは、夢への本気度を問う父としての葛藤でしたね。房子の語りからは、啓吾の不器用な優しさがじんわり伝わってきて、家族の絆の深さを感じました。

夏美もまた、柾樹への思いと家族への気持ちの間で揺れていて、誰かを思うことの難しさと温かさが詰まった回だったと思います。

次のお話も、一緒に物語を追いかけていきましょうね♪