
朝ドラ『ブラッサム』の011話が2026年10月12日(月)に放送されましたね!
こちらでは、011話のあらすじと感想をネタバレ込みでご紹介させていただきます。

前回、あっという間に清治が亡くなり、複雑な思いを抱えながらも、自分の心に正直になり始めた珠。父の死に清々しさを感じる自分を酷い娘だと思っていたけれど、リョウはそれでいいと受け止めてくれたのよね。
清治という大きな存在がいなくなった葉野家で、珠たちはどんな新しい日々を迎えるのかしら。そして、ようやく自分の望む道を歩き始めた珠の思いは、これからどんな形になっていくのかしらね。新たな一歩を踏み出した珠の姿を、今回もじっくり見届けたいわ! 今日も一緒に物語を追いかけていきましょう♪
朝ドラ『ブラッサム』011話あらすじネタバレと感想は?
朝ドラ『ブラッサム』011話ネタバレあらすじ
大正3年、高等女学校を卒業した珠(石橋静河)は、尋常小学校で代用教員の仕事を始めます。受け持つのは、家業の手伝いなどで勉強が遅れがちな二年二組。教頭の上野(阪田マサノブ)から指導に力を入れる必要はないと告げられますが、珠は張り切って教壇に立ちます。ところが、でんでんむしを捕まえて遅刻した花田次郎(渋谷そらじ)は、算術も国語も苦手で、同級生にからかわれてばかり。珠は読み方を教えたり、できるまで待つと約束したりして、次郎を励まします。帰宅途中、珠は御用聞き中の梅(松本穂香)と出会います。梅は乾物屋の徳一(井上拓哉)から縁談を祝福され、嫁入りすれば今までのように会えなくなることに胸を痛めていました。幸三(八嶋智人)が決めた結婚に不満はないものの、好きな相手と結ばれる自由恋愛への憧れを涙ながらに打ち明けます。珠はそんな梅の願いに静かに寄り添います。
朝ドラ『ブラッサム』011話の感想
珠の代用教員初日と2組の子どもたち

大正3年、高等女学校を卒業した珠が尋常小学校の代用教員として働き始めるわけだけど、まず注目したいのは、本人がこの仕事に対してかなり前向きな姿勢を見せていることだね。
通勤途中に歌を口ずさむほど上機嫌で、子どもたちの相手にも自信がある。小さい頃から弟妹の面倒を見てきた経験があるから、子どもと接すること自体には慣れているという理屈なんだけど…。
確かに、家庭内で年下の子を世話してきた経験は、子どもの扱い方を身につけるうえで役立つだろうね。ただし、家族の世話と学校で大勢の子どもを教えることは、似ているようで違うんだよね!
家庭では一人ひとりの性格や事情を把握しやすくても、教室では集団をまとめながら学習を進めなければならない。珠の自信が実際の教員生活でどこまで通用するのか、そこはまだ未知数だよ。
とはいえ、初めての職場に向かう段階で気後れせず、自分の経験を頼りに一歩踏み出せるのは強みだね。教師としての知識や技術はこれから身につけるとしても、子どもと向き合うことへの抵抗がないのは、出発点として悪くないと思うよ。

いやぁ、珠のあの自信満々な様子、頼もしいといえば頼もしいんだけど、ちょっと心配にもなるわねぇ。弟妹の面倒を見てきたから子どもの相手には慣れている、という話はわかるのよ。
家の中で小さい子を見守ったり、言うことを聞かせたり、何かと世話を焼いたりしてきたんでしょうしね。でも、学校の子どもたちは弟妹じゃないのよ。家庭なら家族という関係があるけれど、教室にはそれぞれ違う事情を抱えた子どもたちが集まっているわけでしょう?
しかも、これから珠が受け持つのは、勉強だけを教えれば済むような環境でもなさそうなのよね。本人は歌まで口ずさんでご機嫌だけど、これから待っているのは、子どもたちの事情も学校の事情も、ひとつずつ知っていかなければならない毎日なのよ。
とはいえ、最初から自分には無理だなんて縮こまっているよりは、これくらい勢いがあった方がいいのかもしれないわ。何より、珠はこれまでの経験をちゃんと自分の強みとして捉えているのよね。
そこは大事にしてほしいところ!ただ、その自信が現場の現実にぶつかったとき、どんなふうに変わっていくのかしらねぇ。本人のやる気だけではどうにもならない問題まで、ひとりで抱え込まなければいいんだけど。

それから、守の反応も見逃せないね。この間まで女学校の生徒だった珠が教師になることについて、守は教師なんか務まるのかと憎まれ口をたたいている。身近な人物が新しい立場に就くとき、周囲がその変化をすんなり受け入れるとは限らないわけだ。
守からすれば、つい最近まで学生だった珠が、今度は子どもたちを教える側になるというのは、どこか実感が湧かないのかもしれない。教える立場になるには、知識だけでなく責任も伴うから、疑問そのものが完全に的外れというわけではないよ。
ただ、守は珠の能力を具体的に評価したうえで疑問を口にしているわけではなく、学生から教師へという立場の変化を理由にしているように見える。卒業したばかりだから務まらないと決めつけるのは、さすがに判断が早いね。
実際の仕事ぶりを見てから評価するのが筋だろう。もちろん、珠にも未経験ゆえの課題はあるだろうし、本人の自信が過剰になれば失敗する可能性もある。だからこそ、守の疑いを単なる意地悪として片づけるのではなく、珠が仕事を通して何を身につけていくのかという問題につなげて考えたいね。
周囲から一人前と認められるには、肩書きだけでは足りない。珠はこれから、教師としての力を身に着けていく必要があるんだ。

守もなかなか口が減らないわねぇ(笑)とはいえ…何だろうね、朝のBSの再放送『ひまわり』の達ぼんを見ているせいか…守の憎まれ口程度なら、可愛いとさえ思ってしまった(笑)
あ、『ひまわり』の達也が可愛くないということではないんだけどね(汗)あの子もあの子なりに、まぁまぁお姉ちゃん大好きだから(笑)こういうこと言うと怒られそうだけど(笑)
もちろん、卒業したばかりの人が教壇に立つとなれば、経験が足りないんじゃないかと思う気持ちもわからなくはないわ。でもね、経験がないことと、能力がないことは別なのよ。
何もかも最初からできる人なんて、そうそういないでしょう?大体、最初の仕事をする時は、先日までは学生だった人なり、未経験の人であるのは間違いないわけだしね(汗)守、あなたも何かの仕事を最初にする時の初日はそういうものよ(笑)
とはいえ、守の心配を全部間違いだと決めつけるつもりもないのよ。教師の仕事が簡単じゃないのは確かだもの。ただ、心配しているなら、もう少し言い方というものがあるでしょうに。まぁ、守があんな憎まれ口を叩けるのは、家族が仲良しだからこそ…だと思うけどね(笑)

職場に入ってからの状況は、珠が想像していた以上に厳しいものになりそうだね。教頭の上野は、尋常小学校のクラス分けが学力別になっていることを説明し、珠には学力が低い方の2組を担当させる。
そして、その2組については適当に教えればいいという趣旨の話をする。一方、同じ学年の学力が高い方の1組を受け持つ関は素っ気ない態度を取っている。ここで気になるのは、学校側がクラスごとの教育に対して、最初から異なる価値を与えているように見える点だね。
学力別にクラスを分けること自体は、指導方法を調整する目的なら理解できる。ただし、学力が低いという理由で教える側の熱意まで低くしてよいことにはならない。むしろ、理解に時間がかかる子どもたちには、どこでつまずいているのかを把握し、それぞれに合わせた支援を考える必要があるはずだ。
にもかかわらず、上野の説明からは、2組を積極的に学力を伸ばす対象として扱う意識があまり感じられないんだよ。しかも、珠は赴任したばかりで、学校の方針や生徒の事情を十分に把握していない。
その段階で適当に教えればいいと伝えるのは、指導の具体的な助言というより、責任を軽く扱っているようにも受け取れるね。珠個人の力量以前に、学校側がどんな教育をしようとしているのか、その姿勢自体に疑問が残るよ。

もう、上野のその説明には呆れてしまうわねぇ。学力が低い方のクラスだから適当に教えればいいって、子どもたちの学ぶ機会を何だと思っているのかしら。
勉強が得意な子には丁寧に教えて、苦手な子にはほどほどでいいなんて、そんな扱いをされたら、苦手な子はいつまでたっても苦手なままじゃないの。
しかも、2組の子どもたちは野良仕事や家の手伝いをしているから、半分遊びに来ているようなものだと言うんでしょう?子どもたちが学校で勉強する時間を十分に確保できない事情があるなら、なおさら学校で学ぶ時間を大切にしなければいけないはずよ。
それを子守りだと思ってやればいいなんて、教える側の都合ばかりじゃないの。子どもたちが学びたくないと決めつけているわけでもないのに、周囲の大人が先回りして期待を下げてしまっているのよねぇ。
まぁ…時代的な背景もあるし、次郎も言っていたけど、農業するのに勉強なんていらないっていう考え方の人たちがいるのも…致し方ないけどねぇ…。勉強より実地が大事って思う人もいるもの…だけどねぇ…。何だかなぁ…

ちなみに、尋常小学校の教頭・上野役は阪田マサノブさんです!
過去にはこんな作品に出演していましたよ♪
とと姉ちゃん(2016年:NHK)
わろてんか(2017年:NHK):不動産屋
スカーレット(2019年:NHK):熊谷秀男
ちむどんどん(2022年:NHK):笹森哲也
光る君へ(2024年:NHK):藤原為光
出典:Wikipedia
個人的には、『スカーレット』のヒロインの親友(?)照子の父役が印象的です!照子に持ってきた縁談の相手(後の照子の夫)は本田大輔さんが演じていたのですが…ちょっと雰囲気が似てますよね(笑)そういう人選んだのかな?(笑)

そして、ちょっと感じの悪い1組の担任・関は高阪勝之さんです!
過去にはこんな作品に出演していましたよ♪
安楽椅子探偵と忘却の岬(2008年:ABCテレビ)
タクシードライバー祇園太郎(2011年:NHK)
純と愛(2012年:NHK)
ヨメ代行はじめました。(2013年:関西テレビ)
10神スパイ大作戦-コード・バリカタ-(2019年:福岡放送)
出典:Wikipedia
次郎の苦手に寄り添う珠の教え方

花田次郎が遅れて教室にやってきた理由が、大きなでんでんむしを捕まえていたからというのは、いかにも子どもらしい話ではあるね。ただ、ここで気になるのは、次郎が遅刻した事実だけではなく、2組の子どもたちが置かれている環境なんだ。
親から畑仕事をするのに勉強はいらないと言われている子もいるとなると、学ぶことの意味を家庭で教わる機会そのものが乏しい可能性がある。本人が勉強に興味を持てないのか、そもそも必要性を感じられないのか、その区別も簡単ではないよね。
珠にとっては授業を進める必要があるし、次郎にとっては目の前の面白いものを追いかける気持ちがある。どちらか一方だけを責めれば済む問題ではないと思うんだ。
学ぶ以前に、学ぶことを自分の生活と結びつけられるかどうかが問われている。でんでんむしを持ち込んだ次郎の行動は授業の妨げにはなるけれど、その背景にある生活感覚まで見なければ、2組の抱える問題は理解できないと思うね。

まだ、あんまり時間っていう感覚も少ないのかなぁ…。ほら、お日様が登ったらおきて、沈んだら眠るくらいの感じで、何時までに登校しましょうの何時までへの意識が乏しいというのはありそうだね。
もちろん、ふんわり理解はしていた、あ、鐘が鳴ってるな~。遅刻だなぁとか、教壇に先生がいるってことは遅れたんだなくらいの認識はありそうだなって思ったけどね。
でも、ここで次郎を頭ごなしに叱って終わりにしたら、何も解決しないのよ。しかも、親から勉強なんて必要ないと言われている子がいるなら、学校で学ぶこと自体が、家で教わってきた価値観とぶつかっているわけでしょう。
子どもにしてみれば、大人から言われたことを信じているだけなのに、教室では勉強しなさいと言われる。そりゃあ戸惑う子だっているわよ。
子どもの行動にも、本人なりの理屈があるものなのよね。大人が正しい手順を示したつもりでも、受け取る側が同じ意味で理解しているとは限らない。まずそこを見ないと、叱ることばかり増えてしまいそうだわ。

算術の授業で珠が指を使って計算する方法を教えようとしたのは、抽象的な数字を具体的な動作に置き換える、基本的な支援だね。それでも次郎は指で数えること自体が難しく、同級生に笑われて教室を飛び出してしまう。
ここには、単に計算が苦手というだけでは片づけられない問題がある。学習のつまずきが周囲に見える形になった瞬間、本人は問題を解くことより、自分が笑われている状況から逃れることを優先せざるを得なくなるんだ。
さらに、廊下へ出ると、置いていたでんでんむしまでいなくなっている。次郎が珠のせいだと怒るのは筋違いな部分もあるけれど、本人にとっては、教室で失敗し、居場所を失い、頼りにしていたものまでなくなったように感じられたのかもしれないね。
そこへ関が出てきて、1組の邪魔をしないよう注意する。関の言い分には授業を守る立場としての理由がある一方、次郎の側からすれば、困っている事情を理解される前に迷惑な存在として扱われた形にもなる。
教室の秩序を維持することと、つまずいた子どもを置き去りにしないこと。その両方をどう成立させるかが、ここでの課題だと思うよ。

そして国語でも、次郎は漢字が読めないことで、また笑われてしまうのよねぇ。算術でうまくいかなかったばかりなのに、別の授業でも同じように恥をかかされたら、そりゃあ自分は何をやっても駄目なんだって思い始めるわよ。
それでもめげずに、珠が教科書にフリガナを振ってあげる場面では、ちゃんと次郎が取り組めるように手助けしている姿はありがたいわねぇ…。だけど、今度は珠自身の話まで笑いの種になってしまう。
教科書をもらったらすぐ読んでしまうなんて、珠にとっては自然なことでも、まぁ、これに関しては、梅もそうだったからね(笑)子どもの頃、梅も同じように、それは珠だけだと笑っていたから、勉強にさほど興味がない子からしたら、不思議な人であるのは間違いないかも(笑)
ただ、できないことを恥ずかしいと思わせるだけでなく、できることや学ぼうとする姿勢までからかいの対象にしてしまったら、誰も安心して挑戦できないじゃない。
珠がフリガナを振るという具体的な助けを差し出したのは大切だけれど、本人が安心して教科書を開ける環境も必要なのよ。勉強の方法を教えるだけでは届かない部分が、ここにははっきり表れているわね。

放課後、次郎が自分は2組でも最下位で、算術も国語もできないと落ち込んでいる場面では、本人が自分の評価をすっかり低い位置に固定してしまっていることがわかるね。
単に今日の授業で失敗したという話ではなく、複数の科目でつまずき、同級生から笑われる経験が重なったことで、自分にはできることがないという認識に傾いているんだ。
ここで珠が示したのは、すぐに成績を上げる方法でも、根性論でもない。できるようになるまで待つこと、間違えても笑わないこと、失敗を理由に怒らないことを次郎に伝えているんだ。
これは、学習の成果を保証する約束ではなく、挑戦しても居場所を失わないという約束なんだよね。勉強が苦手な子に必要なのは、わからない部分を教えてもらうことだけではない。
間違えた瞬間に周囲からどう扱われるかという不安が減って初めて、わからないと口にしたり、もう一度やってみたりする余地が生まれる。珠は次郎の能力を過大評価しているわけでも、問題を簡単だと言っているわけでもない。今の状態だけで、この先まで決めつけない姿勢を示したことに意味があるんだと思うよ。

珠の言葉を受けて、机に突っ伏していた次郎が笑顔になって帰っていくのは、こちらまで少しほっとするわねぇ。だって、次郎が抱えているのは、計算ができないとか漢字が読めないとか、そういう目に見える苦手だけじゃないんだもの。
間違えれば笑われる、できなければ責められる、そんな気持ちが積み重なったら、勉強する前から教室にいること自体がつらくなるわ。
珠は、次郎がすぐにできるようになるとは言わず、できるようになるまで待つと伝えた。そこがいいのよ。結果を急かされないだけでも、子どもは少し息がしやすくなるもの。
もちろん、優しく待つだけですべてが解決するわけではないし、授業の進め方や周囲の子どもたちへの働きかけも必要でしょう。それでも、少なくとも次郎には、自分の失敗を笑わずに受け止めてくれる人がいるとわかった。
その経験は、算術の答えを一つ覚えることとは違う形で、次郎を支えるはずよ。できないことを責めるより、もう一度やってみてもいいと思える場所を作る。珠が差し出したのは、勉強を続けるための安心感だったんじゃないかしら。

でんでんむしを捕まえていて遅刻してきた花田次郎は渋谷そらじくんです!も~朝ドラ何作目ですか(笑)
過去には、こんな作品に出演していましたよ♪
らんまん(2023年:NHK):倉木健作
ゼイチョー「払えない」にはワケがある(2023年:日本テレビ):木下碧
嘘解きレトリック(2024年:フジテレビ):倉田タロ
あんぱん(2025年:NHK):リン・シュエリャン
風、薫る(2026年:NHK):長太郎
出典:所属事務所HP
やっぱり、印象に残っているのは『あんぱん』のリン役ですが‥何でしょうね…この出ずっぱり感…。確かにこの明治・大正・昭和の子どもを演じさせたら右に出る者はいない?感がありますね!本当可愛い…♪
梅が打ち明けた縁談と自由恋愛の願い

代用教員としての初日を終えた珠が、帰り道で梅と出会うところから、今回の二人のやり取りが始まるんだね。梅は御用聞きの途中だったけれど、どこか様子がおかしい。
珠はその変化に気づいて、話してみたらと声をかけるんだよね。梅が何かを抱えていると察しても、無理に聞き出そうとはしないところが印象的だったよ。悩みを抱えているときって、自分から話そうと思っていても、なかなか言葉にできないことがあるものだよね。
まして今回の梅の場合、縁談に関わる話だから、簡単に誰かに打ち明けられるものでもなかったのかもしれない。珠は梅が言えないと答えたことを受け止めたうえで、別の方法を考えようとする。相手の気持ちを尊重しながら、それでも話を聞こうとする姿勢が伝わってくるね。

そうなのよねぇ。梅が言えないと答えたとき、珠がそこで話を終わらせず、どうしたら梅が話しやすくなるのかを考えてくれるのが素敵だったわぁ。
誰かに悩みを打ち明けるのって、相手を信頼しているかどうかだけでは決まらないのよね。自分の気持ちがまだ整理できていなかったり、口に出した途端に、自分でも認めたくなかった思いがはっきりしてしまったりすることもあるでしょう。
梅も、何かを抱えていることは伝わってくるけれど、それをすぐに話すことはできなかったのね。そんな梅に対して、珠が答えを急がせないのはありがたいことだと思うわ。
悩んでいる人を見ると、つい事情を知りたくなったり、何か助言をしてあげたくなったりするものだけれど、話す準備ができていない相手にとっては、それが負担になることもあるものね。
珠は梅の言葉を待ちながら、話せるきっかけを作ろうとしている。梅にとっても、自分の気持ちを否定されずに聞いてもらえるかもしれないと思えたら、少しずつ言葉にしやすくなるのではないかしら。
人の悩みに寄り添うというのは、すぐに解決策を示すことだけではないのよねぇ。相手が自分の思いを口にできるよう、そばにいてくれることにも大きな意味があるのだと思うわ。

そこで珠が、自分を石ころか何かだと思って話せばいいと提案するのが面白いところだったね。梅は人に悩みを打ち明けることにためらいがあったけれど、話す相手を口が無い石ころだと思えばいいと言われたら、少し気持ちが楽になるかもしれない。
珠は、梅に無理やり話をさせるのではなく、梅が自分から話せるように、ちょっとした工夫をしているんだよね。それに、言葉だけでなく、実際に梅のそばにしゃがんで、隣に座って話せるようにしているところも印象に残ったよ。
相手の話を聞くために、自分の側から歩み寄っているんだね。悩みを相談するとき、聞く側がどんな態度でいてくれるかは、話す側にとって大きな違いになると思うんだ。
上から事情を尋ねられるような雰囲気ではなく、隣に並んで話せるような状況なら、気持ちを言葉にしやすくなることもあるよね。珠は梅の悩みが何なのかを知らない段階で、勝手に事情を想像して話を進めることもしていない。
まずは、梅が安心して話せる状況を作ろうとしているんだ。相手の気持ちを尊重することと、相手が話せるように働きかけること。その両方が自然にできているところに、珠の人との接し方が表れていたと思うよ。

ええ、そして、ようやく梅が話し始めたと思ったら、珠が思わず反応してしまうところも、二人のやり取りらしくて微笑ましかったわぁ。
梅が打ち明けたのは、岩田商店の向かいにある乾物屋の徳一から、縁談についておめでとうと言われたことだったのよね。徳一とは喧嘩ばかりしていて、梅自身も、これまでは別にどうでもいいと思っていた相手だった。
でも、嫁入りしたら、これまでのようには会えなくなる。そう考えた途端に胸が痛くなったというのだから、梅の中で何かが変わり始めていたのかもしれないわねぇ。
珠が思わず、それは……と声をかけてしまうのも、気持ちは分かるのよ。話を聞いていたら、つい何か言いたくなってしまうもの。そして…まぁ、あの言いあいの調子で多くの視聴者も気づいていたと思うけれど…梅にとっての徳一は…特別な人だったわけよね…。
でも、梅から石ころは話さないだろうと窘められてしまうのが、また面白いのよね。珠が聞き役に徹するために考えた方法なのに、いざ話を聞いたら黙っていられなかったのね。
とはいえ、梅が珠の反応にすぐ気づいて指摘できるのも、二人の間に自然なやり取りが生まれているからこそだと思うわ。深刻な悩みを打ち明ける場面だけれど、こうしたちょっとした可笑しさがあることで、梅の話にも自然な温かさが生まれていたのではないかしら。

梅の話で気になるのは、徳一と喧嘩ばかりしていたというこれまでの関係と、もうこれまでのようには会えなくなるかもしれないと考えたときの気持ちが、梅の中で結びついているところだね。
梅は、徳一のことを好きだと最初から自覚していたわけではなさそうなんだ。少なくとも、これまでは別にどうでもいいと思っていたと話している。でも、縁談が決まり、嫁入りしたら今までのようには会えなくなると考えたとき、胸が痛くなった。
その感覚が、梅自身にとっても意外なものだったのかもしれないね。いつも顔を合わせ、喧嘩をすることもある相手が、自分の生活から遠ざかる可能性を考えたことで、これまで当たり前だった関係を見つめ直すことになったのだと思うよ。
もちろん、この段階で梅が徳一への恋心をはっきり自覚したと断定することはできないけれど、少なくとも、会えなくなることを寂しく感じているのは確かだね。
梅にとっては、縁談が決まったことで、今まで意識していなかった自分の気持ちに目を向けるきっかけが生まれたのかもしれない。人の気持ちは、いつも自分で分かりやすく整理できるものではないよね。
何かが変わると分かったときに初めて、これまでの関係が自分にとってどんな意味を持っていたのかに気づくこともある。梅の胸の痛みは、そんな自分の気持ちに向き合い始めたことの表れなのかもしれない。

梅が自分の縁談について、家と家で決めるものだし、幸三が折角決めてくれた縁談は自分にはもったいないほどの相手だと語るところも、胸に残ったわぁ。梅は、縁談そのものを否定しているわけではないのよね。
幸三が決めてくれた相手をありがたく思っているし、自分にはもったいないほどだとまで言っている。だからこそ、自分の気持ちだけで簡単に断ったり、別の道を選んだりすることはできないのだと思うわ。
家と家との結びつきとして結婚を考えるなら、本人同士の感情だけでは決められないこともあるでしょう。梅はその考え方を受け入れている一方で、世の中には自由恋愛というものがあることも知っているのね。
そして、自分も少しだけ好きな人と一緒になれたらいいなと思ったと、涙をこぼすのよ。ここが切ないのよねぇ。今の縁談が悪いから自由になりたいという話ではなく、決められた道をありがたく受け止めながらも、自分自身の心が望むものにも憧れている。
どちらか一方を簡単に悪者にできないからこそ、梅の気持ちは複雑なのだと思うわ。周囲の思いや決められた縁談を大切にする気持ちと、自分が好きだと思える人と一緒になりたい気持ち。その両方を抱えている梅の姿を見ていると、自分の望みを口にすることさえ、どれほど勇気のいることなのかと考えさせられるわねぇ。
朝ドラ送り&朝ドラ受け

今日の朝ドラ送りは?

今日は祝日の為、朝ドラ送りはありませんでした!

今日の朝ドラ受けは?

今日は祝日の為、あさイチはお休みに伴い、朝ドラ受けもお休みです!
2026年度後期・連続テレビ小説「ブラッサム」を見逃した場合の対応をご紹介!
連続テレビ小説「ブラッサム」はNHK ONEで視聴可能です。
放送終了後、配信が開始され、各回1週間無料配信しています!
NHK ONEはこちら
また、朝の連続テレビ小説は、放送回数も充実しているんです。
月曜~土曜…8:00~8:15
月曜~土曜…12:45~13:00(再放送)
※土曜日は1週間のダイジェスト版が放送されます。
月曜~金曜…7:30~7:45 BS・BSP4K

BS放送の方がちょっとだけ早く放送しているんだね!

しかも、基本的にはニュースの青枠表示や、放送変更や中止も少ないから、じっくりドラマを楽しみたいという方には、おすすめかもしれませんね♪
また週末には、こんな放送も!
《NHK BS》土曜…8時15分~9時30分
《NHK P4K》土曜…8時15分~9時30分
※月曜~金曜分を一挙放送!
【NHK総合】月曜…4時45分~5時
※土曜の1週間分のダイジェスト版再放送!

1週間過ぎちゃったよ~!何ていう時は…
有料配信のNHKオンデマンドへGOだね!!

各見逃し視聴サイトの登録方法・利用方法・最新の配信情報については、それぞれのサイト内を必ず確認の上、ご利用ください!
特にNHKオンデマンドでは、2025年9月29日(月)午前5時以降は放送番組配信スケジュールが変更になっています!詳細は公式HPをご確認くださいね!
また、放送時間等は、予告なく変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。最新情報は公式HPや公式SNSをご確認ください!

また、朝ドラ『ブラッサム』は、以下のサイトでも配信予定です!
他にもたくさんの作品が配信されているから、自分のお気に入りの作品も見つかっちゃうかもしれないね!

ちょっと見逃してしまったという人も諦めないで!!
朝ドラ『ブラッサム』012話の予告あらすじ
勉学が苦手な次郎(渋谷そらじ)に対して根気強く向き合っていた珠(石橋静河)だが、一学期の終わり頃に次郎は学校を休みがちになってしまう。何かできることはないかと考えを巡らすが、同僚からも「余計なことはするな」と釘を刺されてしまい、結局何もできないまま一学期が終わる。そんなある日、珠の所に突然、忍(木竜麻生)がやってくる。婦人記者になるため東京にいくという忍に、珠は大きな刺激を受けて…。
出典:テレビ番組表Gガイド
まとめ

珠の代用教員としての初日は、2組の子どもたちの様子を知る一日になったね。勉強より家の手伝いを優先する子もいる中、次郎は算術も国語も苦手で、周りに笑われてしまう。
そんな次郎に珠は、教科書にフリガナをふり、できるようになるまで待つと伝える姿が印象的だったよ!すぐにうまくいかなくても、一人ひとりに合わせて向き合っていく。珠らしい先生の始まりになったようだね!

次郎に「間違っても笑わないし、怒らない」と伝えた珠、いい先生になりそうって感じがしたわぁ!そんな帰り道では、梅がモヤモヤを打ち明けてくれました。家と家で決まる結婚をありがたく思いながらも、好きな人と一緒になれたらと願う梅。
そんな気持ちを聞いて何も言えない珠に、自由恋愛ができたらいいねと微笑む姿も印象的だったわ…。珠の先生としての日々も、梅の恋心も、これからどうなっていくのかしら♪次のお話も、一緒に物語を追いかけていきましょうね♪
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