どんど晴れ｜08週047話ネタバレと感想。元カノ来襲、揺れる夏美の心【朝ドラ】

前回は、智也の家出や香織の登場で、夏美の周囲が一気にざわつき始めましたね。さらに大女将が「最後の仕事」と宣言し、加賀美屋の行く末にも重みが増してきました。

家族の思惑と夏美の不安が交錯する中、今日はどんな波乱が待っているのでしょうか。

そうなのよね。2年前だかに、転勤が決まって別れたのは、おそらく遠距離恋愛が嫌だったんだろうけど…。

心のどこかで、また転勤で戻ってきたら、私みたいな女にフラれて傷心の柾樹はまだ独り身で、自分を思ってるはず。独り身なら、また付き合ってあげようって期待してたんじゃないかしら。

だからこそ、婚約者がいてラブラブな様子を見せつけられて、プライドが逆撫でされたんだと思うのよ。

そうそう。自分から手放した相手が、別の人と幸せになってるのが許せない…そういう独占欲みたいなものが透けて見えたのよ。夏美に対して挑発的だったのも、結局は「私の方が上」って誇示したかっただけなんじゃないかしら。

うん、智也の反応は良かったわ。智也、肉食(笑)女子に騙されちゃだめよ！

それに、夏美自身は「気にならないわけじゃない」って正直に答えてたけど、あれは図星を突かれて言葉にできなかったんだと思うの。

女将修行をやめたことが自分の中でまだ整理できてないから、香織に突かれると余計に刺さっちゃったのよね。だから参謀が言うように「もっと言い返せばいいのに！」って思う気持ちもわかるけど、今の夏美には難しいのよ。

うんうん。香織の存在って、嫌な役回りではあるけど、物語を動かすには必要な存在だったのよね。まぁ、それにしても“元カノ来襲”ってインパクト強すぎて、しばらく忘れられそうにないし、ちょっと朝からイライラしちゃうけど(笑)

そうなのよね。しかも柾樹は夏美には話してないけど、実は「夏美を守るために旅館を継がない覚悟」を固めてるっていうのがまたややこしいのよ。

いや、それ横浜でまず夏美と話してこいよ！って案件でしょ（笑）。このカップル、本当に根回しって言葉を知らないのかしら。香織曰く“超優秀”らしいけど、この根回しのなさを見ると、どうもそうは思えないのよねぇ。

そうそう。いつもの外面の良さを思えば…環は柾樹の父親が出奔、母親が亡くなった後にはさ、伸一と浩司もいるし3兄弟だと思いなさいみたいな顔で振る舞ってたんじゃないかと思うけど…。

やっぱり、実子の伸一や浩司とはどこか扱いが違ったんじゃないかなって思っちゃったのよ。カツノも当時は大忙しだったろうし、時江も伸一にはすごく甘い感じがあるけど、柾樹には“厄介な長男の息子”っていう色が滲んでたんじゃないかしら。

うんうん。だからこそ、最後に「いい夢を見させてもらった」って言葉になったんだと思うのよ。柾樹が旅館を継ぐことはできないと告げた瞬間、カツノは現実を受け入れた。

でも、夏美を守ろうとする柾樹の覚悟には、ほんの少し救われた気持ちもあったんじゃないかしら。背負うか否かの覚悟、その両方を見せた回だったわね。

相当、自分に自信がおありなのでしょう（汗）

それが、一番丸く納まるといえば…納まるんですけどねぇ(汗）

再放送してくれるだけでもありがたいので、贅沢は言えません！

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一方で盛岡に向かった柾樹は、環やカツノに頭を下げ、自分の立場と夏美への思いを真剣に語りましたね。加賀美屋を継ぐ覚悟と、夏美を幸せにしたい気持ちの間で揺れる姿は切なくも力強かったです。

伸一が喜ぶ一方で環が浮かぬ顔をしていたのも印象的でした。夏美がまだ知らない柾樹の決意が、次回どんな波紋を広げるのか…ますます目が離せませんね。
次のお話も、一緒に物語を追いかけていきましょうね♪