ばけばけ｜10週047話ネタバレと感想。琴VS三味線、恋路の邪魔よ！【朝ドラ】
朝ドラ『ばけばけ』の047話が2025年12月2日(火)に放送されましたね！
こちらでは、047話のあらすじをネタバレ込みでご紹介させていただきます。
前回は小谷の想いがサワに見抜かれて、勘右衛門の乱入で大騒ぎになりましたね。秋生まれの春夫に訪れた春という言葉が印象的で、トキにはまだ何が何やらわからないまま物語が進んでいきました。
さて、そんな余韻を残したまま迎える今回、どんな展開が待っているのでしょうか。今日も一緒に物語を追いかけていきましょう♪
朝ドラ『ばけばけ』047話あらすじネタバレと感想は？
朝ドラ『ばけばけ』047話ネタバレあらすじ
リヨ（北香那）は琴を披露し、ヘブン（トミー・バストウ）は思わずスタンディングオベーション！その日本文化を大事にする姿勢に「シジミさんみたい」と言われ、リヨの笑顔がピクピク…。一方、トキ（髙石あかり）はタエ（北川景子）に三味線を習い、誰に聞かせたいのかが大事だと諭されました。帰り道に三之丞（板垣李光人）へ金を渡すも、その虚ろな表情に不安を覚え後を追うと、寺で石を積む姿に胸を痛めます。松江を大寒波が襲う中、なみ（さとうほなみ）に女中の仕事はどうかと尋ねられたトキは「面白い」と答えました。その返答を受けたなみは、トキの表情がいいと指摘しました。そんな中、リヨは恋路の邪魔だと三味線や花をやめろと迫ります。やがて錦織（吉沢亮）が倒れたヘブンを抱えて戻り、寒さに弱る彼をトキへ託しました。そのうわ言は「サムガリ…ヤメタイ…サムライ…ナリタイ…」――韻を踏んでいるわねぇ～。ねぇ～。
朝ドラ『ばけばけ』047話の感想
三之丞の虚ろな表情
タエの表情がすごく柔らかかったよね。娘と一緒に三味線を弾く時間が、ただの稽古以上に楽しそうに見えたんだ。トキがめきめき上達していく姿を見て、誇らしい気持ちもあったんじゃないかな。
（あえて触れないけど）親としての誇りと、師匠としての喜びが重なっているような感じで、見ているこっちも温かい気持ちになったよ。
そうねぇ、三味線でもお花でも、向上心を持って学ぶ人とそうでない人って差が出るものよ。トキは一生懸命に吸収していくから、タエもその姿に応えてあげたいと思うんじゃないかしら。母娘の時間としても、師弟の時間としても、すごく充実しているように見えたわ。
でもさ、タエが「もっと上手になるには誰に聞かせたいかが大事」って言ったのが印象的だったんだよね。あれって、ふんわりとトキに「誰か特別な人がいるの？」ってガールズトーク的に振ったようにも見えたんだ。ちょっと微笑ましいやり取りで、母娘の距離感が近づいているのを感じたなぁ。
わかる～！あの瞬間、まるで恋バナ好きの女子みたいだったもの（笑）。でも、その時のトキの表情がなんとも言えず良かったのよねぇ。誰かの顔が脳裏に浮かんでいたのかもしれないし、そうじゃなくても「誰に聞かせたいか」を考えるだけで、音色に深みが出るんだと思うわ。
ただ、母娘のやり取りが温かいのに対して、姉弟の方は空気が全然違ったよね。三之丞の表情が虚ろすぎて「どうした！？」って思ったもん。心配したトキが後をつけたら、寺の境内で石を積んでる姿に出くわすなんて…。まるで賽の河原みたいで、見ていてゾッとしたよ。僧侶から仕事が見つからないって聞かされて、現実の厳しさが突きつけられた感じだったな。
ほんとにねぇ…。働いたこともなくて世間知らずの三之丞が、まともな仕事を見つけられるとは到底思えないのよ。トキレベルで稼げるところを探している可能性もあるけど、そんな条件じゃ見つかるわけないし…。月給10円以上とか、そんな冗談みたいな基準で探しているんじゃないかって心配になるわ。モデルの人の話も耳にするけど、何だかそっちに引きずられているようにも見えて、ますます不安になるのよね。
恋路を邪魔するなとリヨのけん制
リヨが琴を披露した時のヘブンの反応は、もう大げさなくらいのスタンディングオベーションで、場の空気はすごく盛り上がってたんだよね。でも「シジミさんみたい」って言葉が出た瞬間、リヨの笑顔がピクッと固まったのが忘れられない。
褒められてるはずなのに、恋の手応えに繋がらないズレが痛いんだよ。江藤も本当に近づけたくないなら自分だけ会えばいいのに…って思うけど、娘が暴走するのを恐れて、あえて自分の目の届く範囲で会わせてるんだろうな。
そうそう、勝手に会いに行かれるよりは管理できるっていう親心なんだろうね。でも、それならお付きの人にもっと厳しく言えばいいのにって思っちゃう。江藤は落雁レベルで娘に甘いって言われてたし、強く言って「お父様なんて嫌い！」って言われるのが怖いんだろうな。
だから甘さを残したまま管理してるんだけど、その甘さが逆にリヨの勘違いを助長してる気がするのよ。褒められてるのに満たされない違和感が積み上がっていくのが、今回すごくリアルだった。
で、その違和感がトキへの牽制に繋がったんだよね。リヨはトキに対して、自分の恋路の邪魔になるから三味線や茶や花をやめてほしいって強く言った。学びや仕事の場を恋愛の競合要素として排除しようとするやり方だ。
トキはまだヘブンに恋してることに気づいてないだろうけど、リヨからすれば“私の味方”だと思い込んでる節がある。占いの結果が悪ければ八つ当たりする相手にしようとしてるのに、心から応援してくれる存在だと信じてるのか…トキにとっては困った人以上の何物でもないよね。
ほんとそう。しかも自分が目立たなくなるからって、三味線も花もやめろっていうのはわがままが過ぎるわ。トキは「幸せとは違うかもしれないけど、面白い」って女中の仕事に手応えを感じ始めていて、なみにも表情を褒められるくらいになってる。
外からの圧で止まるタイプじゃないのよ。むしろ内側が満ちていくほど、音や所作に誠実さが宿る。だからリヨの牽制は、ヘブンが好む日本文化を自分の領域に囲い込みたい欲が透けて見えるの。
それに、ヘブンが三味線の音を「素晴らしい」って受け止めて、寒さに弱る心身を手紙に滲ませてたのも効いてる。彼は文化の感性で世界を受け取る人なんだって再確認された。だから恋路の接点は文化の質を通る可能性が高い。
そこでトキの音色が評価され始めると、リヨには“土俵に割り込まれた”ように見えるんだろうね。勢いで一括排除に走ったのも納得はできるけど、朝ドラの王道は競合を外して勝つんじゃなく、内側を深めて勝つ線で回収されることが多いんだよ。
そうね、過去作「どんど晴れ」でも女将修行バトルで野心家のライバルが登場して、大女将・カツノが「見かけが良くても心が偽物なら尻尾が出る、多少見劣りしても心が本物なら伝わる」っていうニュアンスのことを言ってたのを思い出すのよ。
あれ？これ、これから出てくる奴？じゃ～前の再放送見てた時の記憶かなぁ…
あぁ～女将修行バトルが勃発したころの回だと思うから…これからのやつか…や～ね～もう…
記憶が、10年単位でごっちゃらこになるなんて…歳だわぁ…
あ、で！話を戻すと、カツノが多分言ってたと思われるこの話…まさに前者がリヨで後者がトキ。リヨは日本文化大好きな西洋人と結婚して、好きでもない日本文化を強要される人生で幸せなのか？西洋に帰れば忘れて西洋風に戻るから関係ないと思ってるのか？恋は盲目で突っ走ってるけど、もう一度よく考えてほしいわ。
寒さに倒れたヘブン
リヨにあれこれ言われたトキだけど、結局ヘブンの家にそうそう行くわけでもないし、リヨ自身も江藤の監視下にあるから、頻繁に会えるわけじゃないんだよね。
だからこそ、ヘブンが「カナシイ」と言うだろうと花を活ける姿は、もう恋心の芽生えに見えてしまう。単なる女中の仕事以上に、相手の気持ちを想像して行動しているのが伝わってきて、見ている側もドキッとする場面だったな。
でもそれって、恋というよりは立場の公式ができているだけじゃないかな（笑）。トキの中では「ヘブン（雇い主）＞錦織（世話になった人）＞リヨ（圧強めの知人）」っていう優先順位が自然にできているんだと思うのよ。
そりゃこの三人の中で誰の言うことを一番に聞くべきかって言ったら、雇い主であるヘブンでしょう。だから花を活けたのも、恋心というよりは雇い主の言葉を優先した結果なんじゃないかな。でもその姿が妙に自然で、恋に見えてしまうのも確かなんだけどね。
なるほどね、そう言われてみれば確かにそうかもしれない（笑）。そしてここで錦織に抱えられて帰ってきたヘブン！学校で倒れたって聞いてびっくりしたよ。
診断は「気管支カタル」って言われてたけど、要は気管支炎のことだよね。あれは本当に辛いんだよ。私も服薬していた経験があるから、あの弱り方はすごくリアルに感じた。慣れない土地で体調を崩すのは仕方ないけど、ヘブンの弱気な様子が余計に心配になったよ。
そうそう、慣れない土地で慣れない仕事をしていれば、体調を崩すのも当然だと思うわ。しかも暖炉やストーブが当たり前にある時代じゃないから、寒さをしのぐのも一苦労。
だから「ここが臨終の地になる」なんて弱気なことを言ってしまうのも、気落ちしている証拠よね。まだ若いのにそんなことを口にするなんて…本当に心配になる。周りが温かく支えてあげないと、気持ちまで折れてしまいそうで見ていてハラハラしたわ。
錦織に「迷惑をかけた」と言った場面も、なんだか遺言のように聞こえてしまったんだよね（汗）。でも、そういう錦織に対して、そういう意識がヘブンの中にあったんだなっていうのは新しい発見だった。
普段はそうは見せないけど、心の奥では錦織に迷惑をかけてるなって思ってたんだなと。弱気になった時に出てくる本音って、普段の姿とは違うから余計に印象に残る。錦織に託すような言葉も、責任感と不安が入り混じっていて切なかったな。
最後のうわごと「サムガリ…ヤメタイ…サムライ…ナリタイ」が妙に耳に残ったのよね。韻を踏んでいるから余計に印象的で、ちょっと笑ってしまいそうになるんだけど、実際は弱気な心の叫びなんだと思う。
寒さに耐えられない自分を情けなく思いつつ、侍のように強くなりたいという願望が混ざっている。苦しい状況なのに、言葉遊びみたいなリズムが残るのが不思議で、逆に人間らしさを感じたわ。あの一言で、ヘブンの弱さと憧れが同時に伝わってきた気がする。
今日の朝ドラ送りと朝ドラ受け
今日の朝ドラ送りは？
だんだん寒くなるので、対策しましょうトークでありませんでした！
今日の朝ドラ受けは？
今日はVTRスタート！
大吉先生もお休み…お風邪でしょうか…。
VTRのテロップは「寒い…皆さんもご自愛くださいね」といういたわり受け…でした！
サムガリ…ヤメタイ…サムライ…ナリタイ…
朝ドラ『ばけばけ』047話を見た人の反応は？
おリヨさんのお琴を聴いてシジミさんみたい。
— tri（トライ）🍙 (@tri_400x) December 1, 2025
ヘブンさんの中でおトキの評価が爆上がりしている。#ばけばけ
リヨさんとの会話にも、イライザへの手紙にも、少しずつシジミさんが浸透している#ばけばけ
— HS (@drops2012) December 1, 2025
ヘブンを理解しようと奔走するトキという存在が、染み入ってるんでしょうねぇ…。
というか…本当…イライザは息災なのか‥‥春になったら来るのか…気になります…。
タエ様の三味線の指導で「どうしたら上手く弾けますか？」と話すトキ。「聴かせたいひとを思い浮かべればいいのよ、トキにもそんなひとが？」と笑うタエ様。その後なみさんに「いい顔になってる」と言われているので徐々に二人の距離が縮まっているのがわかる。無意識の好意なのかも？ #ばけばけ
— きっか (@Kikkaof) December 1, 2025
いつの世も…女子は恋バナが好きなのだなぁという…気持ちになりました♪
義理の姉から金を受け取るのも、思うように仕事が見つからないのも、家に帰れば母を前に社長業をやっているよう装うのも、全てプライドを損なうのだろうな。そんなプライドはあの日の井戸端で全部捨て…られないよね人間だもの。縁の下を通り抜け石を積むところまで完全に三之丞。すごい。#ばけばけ
— 連続8度 (@c_octave) December 1, 2025
三之丞のモデルという人の話を色々見聞きするもので…
段々…表情がヤバい感が…板垣李光人くんすごい…（汗）
サムガリ、ヤメタイ。サムライ、ナリタイ。病床で韻を踏むヘブン先生 #ばけばけ
— ちゃしろ (@cha_shiro) December 1, 2025
サムガリ ヤメタイ！
— まる (@JIDlgvdmVGYSdMS) December 1, 2025
サムライ ナリタイ！
こんな時にラップ調‼️#ばけばけ
妙に耳に残っちゃいますね！
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※本ページの情報は2025年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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朝ドラ『ばけばけ』048話の予告あらすじ
松江の寒さに風邪を引いてしまったヘブン（トミー・バストウ）。ヘブンの回復を祈り必死に看病するトキ（髙石あかり）のもとに、小谷（下川恭平）がお見舞いに駆けつける。ヘブンを元気づけようとする小谷に対し、トキはヘブンの姿に亡くなった傳（堤真一）を重ね、不安を募らせていた。小谷はトキを励まそうと怪談の舞台地巡りに誘うのだった。その頃、松野家ではサワ（円井わん）から小谷がトキに好意があることが伝わる。
出典：テレビ番組表Gガイド
まとめ
リヨが必死に琴でアピールする姿と、トキが三味線を習って少しずつ自分の道を見つけていく姿が対比的でしたね。
リヨは「恋路を邪魔するな」とけん制をかけるけれど、トキは女中としての仕事に「面白い」と答え、その表情をなみに褒められる。ここに二人の立ち位置の違いがくっきり出ていて、物語の面白さが増してきたなぁと思いました。
一方で、三之丞の虚ろな表情や寺で石を積む姿は胸に刺さりましたし、寒波の松江で倒れてしまったヘブンを錦織が抱えて戻る場面は緊張感がありましたね。
弱気になったヘブンの「サムガリ…ヤメタイ…サムライ…ナリタイ…」といううわ言は妙に耳に残ります。恋路の揺れと寒さの試練が同時に描かれて、次のお話もどう展開するのか楽しみですね♪
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