ばけばけ｜10週046話ネタバレと感想。秋生まれの春夫の春【朝ドラ】

前回の045話では、リヨとヘブンのランデブーが思わぬ展開で失敗に終わり、裏ではトキの心に小さな芽が宿るような描写が印象的でしたね。まだ本人は自覚していないけれど、頬が緩んでスキップまでできてしまう姿に、見ているこちらも胸が温かくなりました。

そんな余韻を残したまま迎える046話、果たして物語はどんな方向へ進んでいくのでしょうか。今日も一緒に物語を追いかけていきましょう♪

そうなのよね。その上で「来月は少し少なく返せ」って言い出すのも意味不明。借金取りが返済額を減らせって言うなんて聞いたことないわ。

しかもトキの月給全部を返済に充ててるっていうのも驚き。少しは貯えに回すとか、生活の余裕を考えるとか、そういう発想が全くないのが松野家らしいけど、見てるこっちとしては「大丈夫なの？」って心配になるわ。呑気さが笑えるけど、現実ならゾッとする展開よね。

やっぱりそこは前原瑞樹さんの持ち味よね。どうしても『らんまん』の蘭丸を思い出しちゃうのよ。あのキャラも優しすぎて辛くなっちゃう人だったじゃない？

今回も「借金取りなのに健康を心配する」っていう優しさが、逆に矛盾を生んでいて、見ている側は笑いながらも少し切なくなるのよね。最初からそういう匂いしかしなかったから、見ていて「あぁ、やっぱりそういう方向に行くのね」って納得しちゃったわ。

そうね（笑）。しかも寒さが厳しくなったからって「返済より健康を優先しよう」って司之介が言い出したのも笑ったわ。いやいや、返済が第1だったことなんて一度もないでしょって、家族に速攻でツッコまれてたのが最高。

寒いからって仕事をサボって朝餉を食べる司之介の姿も、もう完全に呑気すぎて笑うしかない。返済と健康の順番を入れ替えるとか言ってるけど、結局どっちも中途半端なんだよね。

本当だねぇ。火鉢しか暖房がない家にあがりこんだら、蛇も蛙も冬眠しちゃうわよ（笑）。ヘブンも初めての日本の冬に辟易している様子がよく出ていたわ。異国から来た人にとっては、この隙間風だらけの家屋は衝撃だったと思うの。

火鉢の前で震えている姿はちょっと気の毒でもあり、でも「ジゴクだ」と騒ぐのはどこかユーモラスで、見ている側は笑いながらも寒さの厳しさを実感できる場面だったわね。

そうそう、布団を被って寒さをしのいでいた姿も印象的だったわ。なんだかあなたや妹が寒そうにしている姿を思い出しちゃった（笑）。

火鉢の前で縮こまっているヘブンは、まるで現代人がこたつに潜り込んで動けなくなるのと同じような感じね。寒さに負けて布団にくるまる姿はちょっと可愛らしくもあって、異国の人が日本の冬にどう対応するかを見せてくれる面白いシーンだったと思うわ。

確かに、それは「ジゴク」と言っても過言じゃないわね。火鉢だけで冬を乗り切るのは本当に厳しいもの。しかもトキも疑問に思っていたけど、ヘブンはどこで「ジゴク」なんて言葉を覚えたのかしらね（笑）。

寒さに震えながら叫ぶその姿は、異国の人が日本語を覚えて使う面白さもあって、ちょっとした笑いどころになっていたわ。寒さの厳しさとユーモアが同居する場面で、印象に残ったわね。

そうね。トキが「英語がわからないのに女中をしている理由」を説明する場面は、彼女の誠実さが伝わってきたわ。小谷の「羨ましい」という一言も、純粋な気持ちがにじみ出ていて微笑ましかった。若さ特有のストレートさがあって、トキにとっては少し困惑するやり取りだったけど、見ている側には初恋のきらめきが感じられる場面だったと思うわ。

いやはや…それにしても、中学生たちには『ラシャメン』という言葉は伝わってないんだねぇ…。いや、ほら、あんなに大人達がヘブンの女中になる＝ラシャメンだった空気を知っていたら、錦織の紹介⇒錦織と知り合い＝恋仲！？ってならないんじゃないかと思って！

そうそう。サワの茶化し方が絶妙だったわ。小谷の照れた様子を見て「協力する」と笑い合うところは、まるで姉が弟をからかうような雰囲気で、見ていて微笑ましかった。

そこに勘右衛門が乱入して「ペリーの子分か！」と木刀を持って追いかける展開は、急に騒がしくなってコメディ色が強まったわね。小谷が慌てて走り去る姿も、青春のドタバタって感じで印象的だった。

そうね。サワが最後に「秋生まれの春夫もいる」という言葉を投げかけて、ニヤニヤしていたのも印象的だったわ。トキには意味がわからなくても、視聴者には小谷の気持ちが春の訪れとして伝わる。

秋に生まれた少年に春が訪れるっていう表現が、物語のテーマ性をうまく象徴していたと思う。年齢差や立場の違いはあるけれど、初恋のきらめきが描かれた場面として強く心に残ったわね。

今年も「もう」1か月という高井アナに、檜山さんは「まだ」1か月あると思って、何かしましょう！トークでありませんでした。

ラジオスタイルスタート！？
そのまま、ラジオでばけばけトークしたらいいのに(笑)

大吉先生は、そろそろ木刀持って髷結って、ウロウロして…何かあったらコラーって追いかけてくる勘右衛門が近所にいたら怖いと…確かに(笑)

鈴木アナは家の前にいる小谷にも恐怖(笑)確かに…家を覗かれてると思ったら…ちょっとビビりますよね(笑)

関東民の我らとしては…現場からは異常ですトークは参考になります！

すごく耳に残りますよね！

しかも、基本的にはニュースの青枠表示や、放送変更や中止も少ないから、じっくりドラマを楽しみたいという方には、おすすめかもしれませんね♪

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ちょっと見逃してしまったという人も諦めないで！！

一方で小谷が忘れ物を届けに来たことから、トキとの交流が広がり、彼の心に芽生えた初恋が描かれていましたね。サワがその気持ちを見抜いて協力する場面は微笑ましくもあり、勘右衛門の乱入で一気に騒動へと転じる流れもドラマらしい面白さでした。

秋生まれなのに春夫の春という言葉通り、彼の心に季節が訪れた回だったと思います。次のお話も、一緒に物語を追いかけていきましょうね♪