どんど晴れ｜08週045話ネタバレと感想。啓吾の厳しさと智也の家出【朝ドラ】

前回は、夏美が涙ながらに自分の失敗を語り、柾樹がそっと寄り添う姿が胸に残りましたね。その一方で、伸一の浮かれた再建話や環の渋い表情も印象的でした。人間模様が複雑に絡み合う中、今日はどんな展開が待っているのでしょうか。一緒に物語を追いかけていきましょう♪

そうそう、その笑顔が効いてたのよ。夏美にとっては盛岡から逃げてきて以来、初めての実家訪問なわけでしょ。そりゃ緊張もするし、気まずさもある。でも智也が隣にいることで、ちょっとだけ勇気を出せたんだと思うの。

ところが、そこで待っていたのが啓吾の拒絶…。パティシエ修行からも女将修行からも逃げた娘だって言われれば、確かに筋は通ってるんだけど、あの夏美が思わず飛び出すほどの衝撃を受けたっていうのが、今回の大きなポイントだと思うのよね。

そうなのよ。啓吾は夏美本人にも「娘だから修行させてるわけじゃない」って言ってたし、実際に他の弟子もいるわけで、そこは筋を通してるんだよね。

だからこそ、大女将の覚悟を理解してる啓吾からすれば、挨拶もなく逃げ帰ってきた夏美は「筋が通ってない」と見えるのも無理はない。でもさ、公私の境界が曖昧な加賀美屋で、大女将に挨拶してから帰るっていうのも、現実的には難しい気もするのよ。夏美自身も「合わせる顔がない」って思ってたんだろうし…。

ほんとにね。夏美の涙は、ただの悔しさや悲しさじゃなくて、信じて踏み出した一歩を否定された痛みだったんだと思うの。

啓吾の厳しさも分かるけど、夏美の立場に立てば「そこまで言わなくても…」ってなるし、房子や智也の気持ちもよく分かる。家族だからこそぶつかる厳しさと甘え、その両方が凝縮されたシーンだったよね。

そうなのよね。智也の気持ちもすごくわかるのよ。だって、あのポジティブモンスターな夏美が元気をなくしてる姿を目の前で見てるんだもの。心配にならないわけがないでしょ。

だからこそ、姉を思っての言葉が出てくるんだけど、それが啓吾にはちょっと刺さっちゃったのよね。啓吾だって夏美のことを心配してるのに、智也の純粋な心配の仕方が羨ましくもあり、苛立ちにもつながったんじゃないかなって思うの。

そうそう！あれは智也にとってグサッときたと思うわ。だって自分でも「逃げた」っていう自覚はあるんだろうし、そこを父親に直球で言われたら、そりゃ反発するよね。啓吾の言葉は正論なんだけど、怒り方が不器用すぎるのよ。

あの家族って本当に気持ちがわかりやすいのに、伝え方が下手だからこじれるのよね。智也の「姉ちゃんを守りたい」って気持ちも、啓吾の「甘えを許したくない」って気持ちも、どっちも理解できるから余計に切ないのよ。

うん、あの場面は本当に家族の不器用さが凝縮されてたと思うわ。智也は夏美を守りたい、啓吾は夏美を突き放してでも強くしたい。その気持ちがぶつかり合って、結果的に智也の弱さをえぐり出す形になっちゃった。

見ている側としては「もうちょっと言い方を…」って思わず口を出したくなるくらいだったよね。でも、だからこそリアルで、家族ドラマとしての厚みを感じたシーンだったなぁ。

そうそう。で、行き先が柾樹の部屋っていうのも「やっぱりね」って感じだったわ。姉の婚約者だし、サッカーでもつながりあるし、他に行くとこないものね。

うん、二人にとっては落ち着いて話したい時期なのに、弟が転がり込んできたらそりゃ空気変わるわよ。智也は悪気ないんだけどね。

結局、智也がいることで安心もあるけど、同時にちょっとした“間”が生まれるのよね。短いシーンだけど、家族の不器用さがよく出てた場面だったと思うわ。

ひとまず話くらいはきいてやったらいいのでは…とは思いましたねぇ(汗）
このだらずが！って言いかけ…あ、それは違う世界線でした(汗）

姉弟そろってとは(汗）

再放送してくれるだけでもありがたいので、贅沢は言えません！

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一方で後半は智也の葛藤が大きく描かれました。サッカー部を辞めた理由を吐き出し、啓吾と激しく衝突する場面は胸が痛みましたね。姉弟そろって「逃げた」と突き放す父の言葉はあまりに不器用で、智也が家を飛び出すのも無理はないと感じます。

そして最後に彼が辿り着いたのは柾樹の部屋。夏美と柾樹の未来を揺るがす不安も漂い、家族それぞれの選択がどう交わっていくのか気になります。次のお話も、一緒に物語を追いかけていきましょうね♪